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ファミリーレストラン／6月既存店すかいらーくなど4社増、ジョイフル減

2019年07月29日 12:20 ／ 月次

ファミリーレストラン主要5社が発表した6月の月次営業情報によると、既存店売上高はすかいらーく1.8％増、サイゼリヤ0.3％増、セブン＆アイ・フードシステムズ0.6％増、ロイヤルホールディングス3.4％増と前年同期を上回った。

一方、ジョイフルのみ2.0％減とダウンした。

＜ファミリーレストラン イメージカット＞

客数は、すかいらーく3.0％減、サイゼリヤ1.5％減、セブン＆アイ・フードシステムズ2.2％減、ジョイフル2.4％減、ロイヤルホスト0.3％減とそろって減少した。

客単価は、すかいらーく4.9％増、サイゼリヤ1.9％増、セブン＆アイ・フードシステムズ2.9％増、ジョイフル0.4％増、ロイヤルホスト3.7％増と全社がプラスとなった。

■すかいらーく（2018年12月期：売上高3306億円）
既存店売上高は1.8％増、客数3.0％減、客単価4.9％増。全店売上高3.8％増。

6月度新規出店は5店（から好し2店、ガスト1店、しゃぶ葉1店、その他1店）、2019年6月店舗数合計3224店。

ガストでは5月16日より実施している「肉祭2019」フェアが引き続き好調に推移し、単価増に寄与した。

バーミヤンで5月23日より開催している「中華甲子園」フェアも好調を維持。また、タピオカドリンクなどデザートの販売も好調で売上増をけん引した。

夢庵では、こだわりの国産素材を使用した和膳や夏向けの麺で構成した「旨夏セレクト和彩フェア」を6月6日から実施。高付加価値商品が好評で、計画を上回って推移している。

9月1日の全店禁煙化に向け、6月末時点では1993店舗で禁煙を実施。

デリバリーを実施する店舗全店（自社配達）でQRコードによる決済を6月6日より開始。楽天ペイで10％ポイントバックキャンペーンを実施し（13日）、利用者数が大きく増加している。

■サイゼリヤ（2018年9月期：売上高1540億円）
既存店売上高0.3％増、客数1.5％減、客単価1.9％増。店舗数1044店

全店売上高0.4％増、客数1.2％減、客単価1.7％増。店舗数1081店

休業3、閉店1だった。

6月の既存店売上高は、土日祝日による日数が、前年同月よりも1日多かったことが、2％ポイント程度プラスに影響したものとみている。

■セブン＆アイ・フードシステムズ（2019年2月期：売上高782億円）
デニーズ
既存店売上高0.6％増、客数2.2％減、客単価2.9％増

全店売上高1.0％減。

■ジョイフル（2018年6月期：売上高321億円、決算期を2018年より変更のため6カ月決算）
既存店売上高2.0％減、客数2.4％減、客単価0.4％増

全店売上高3.0％減、客数3.4％減、客単価0.4％増

出店0、退店1、店舗数合計722店。

■ロイヤルホールディングス（2018年12月期：外食事業617億円）
ロイヤルホスト
既存店売上高3.4％増、来客数0.3％減、客単価3.7％増

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