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コンビニ/9月は「ミニストップ」既存店1.0%増、大手3社減収

月次/2019年10月11日

コンビニエンスストア各社が発表した9月の営業実績によると、既存店売上高の前年同月比はセブン-イレブン1.5%減、ファミリーマート1.9%減、ローソン1.2%減、ミニストップ1.0%増となった。

<コンビニ店舗イメージ>
コンビニ店舗イメージ

客数は、セブン-イレブン0.6%増、ファミリーマート0.0%、ローソン0.8%増、ミニストップ1.5%増だった。

客単価は、セブン-イレブン2.1%減、ファミリーマート1.9%減、ローソン2.0%減、ミニストップ0.6%減となった。

大手4社の既存店売上高は、ミニストップのみが1.0%増と増収を確保した。客単価は4社とも増加に転じたが、客単価は4社そろって低下した。

■セブン-イレブン(2019年2月期:チェーン全店売上高4兆8988億7200万円)
既存店売上高は、前年同月比1.5%減、客数0.6%増、客単価2.1%減。

チェーン全店売上高0.0%、店舗数は2万993店。

既存店の売上高は6月、7月に続き、再び前年割れとなった。一方で、客数は11カ月ぶりに増加に転じたが、客単価は11カ月ぶりに前年割れとなった。

■ファミリーマート(2019年2月期:チェーン全店売上高2兆9828億5200万円)
既存店日商1.9%減、客数0.0%、客単価1.9%減。全店売上高2.0%減となった。

出店17店、閉店24店、純減7店、合計1万5575店。

エリアフランチャイズは、沖縄326店、南九州396店、JR九州リテール202店、合計924店で、国内合計1万6499店だった。

9月は、台風の影響により不安定な気候となった日があったものの、全体を通して気温の高い日が続いたことから、冷やし麺・ドライ飲料・アイスクリーム・酒などの季節性の強いカテゴリーが好調だった。

引き続き好調な「お母さん食堂」シリーズ2周年記念のキャンペーン施策などにより「中食」は前年並みの実績となったが、前年同月におけるタバコ増税前の駆け込み需要の反動の影響などもあり、既存店日商は前年実績を下回った。

「ファミペイ」は導入3カ月で約370万ダウンロードと順調に推移。「朝ファミマ!」「夜ファミマ!」など、商品を絡めた各種キャンペーンを展開、利用促進を図った。

調理パンは、人気のサンドイッチ4種類を商品化した食べ応えのあるサンドイッチ「オール★スターサンド」(358円)等が好調で、前年実績をクリアした。

おむすびは、健康ニーズの高まりにより、玄米やスーパー大麦を使用したおむすびが好調で、前年実績をクリアした。

カウンターコーヒーは、新型コーヒーマシンの導入が完了し、アイスコーヒーなどの売上が大きく伸長したことから、前年実績をクリアした。

■ローソン(2019年2月期:チェーン全店売上高2兆4245億4100万円)
既存店売上高(チケット・ギフトカード除く)1.2%減、客数0.8%増、客単価2.0%減。

全店売上高は2242億2300万円(2.8%増)、客数789人、客単価691円。平均日販は54万5000円。

国内では、出店40店、閉店は純粋81店、置換7店、合計88店で純減48店だった。

2019年9月末時点のローソングループ国内総店舗数1万4673店のうち、ナチュラルローソンは142店、ローソンストア100は774店。

調理パンカテゴリーでは、定番のサンドイッチのリニューアルや、具材を楽しむ新シリーズSAND FULL(サンドフル)の展開が好評だったことなどにより、売上は前年を大きく上回った。調理麺カテゴリーは、冷たい麺類などの季節商品が好調に推移したことにより、売上は前年を超えた。

デザートカテゴリーは、「バスチー(バスク風チーズケーキ)」に加え、Uchi Cafeの新感覚スイーツ3品「サクバタ」「ぷるシュー」「モチーズ」が人気を集めたことなどにより、前年を大きく上回った。

ベーカリーカテゴリーでは、定番商品のリニューアルが奏功したことや、新商品の惣菜パンの販売が伸張したことなどにより、売上は前年を超えた。

ソフトドリンクやチルド飲料カテゴリーの売上は、気温の高い日が続いたこともあり、好調だった。アイスクリームカテゴリーの売上は、日本のフルーツを使ったUchi Cafeのフルーツバーなどのヒット商品が貢献し、前年を大きく上回った。

日配食品、冷凍食品カテゴリーの売上は、主に生活全般のニーズに対応する品揃えを継続的に強化していることにより、堅調に推移した。

たばこは、前年にたばこの増税前の駆け込み需要があったことによる反動もあり、既存店売上高を1%強押し下げる要因となった。

ローソンストア100は、既存店売上高1.8%減、客数1.0%減、客単価0.8%減となった。出店はなく、6店を閉店した。

■ミニストップ(2019年2月期:チェーン全店売上高3337億4000万円)
既存店1店1日当たり売上高は44万3000円(1.0%増)、客数782人(1.5%増)、客単価567円(0.6%減)。

全店1店1日当たり売上高は44万3000円(4.0%増)。全店売上高は、7.3%減となった。

出店4店、閉店1店、期末店舗数は2001店。

コンビニエンスストア商品は、7月2日から開始した「おにぎり毎日100円」が引き続き好評で、客数の改善に寄与した。9月は前年より平均気温が高かったため、ソフトドリンクやコールドスイーツなどが好調に推移した。

店内加工ファストフードは、SNS等で話題のチーズハットグを9月20日に発売した。その結果、インストアデリカの既存店1店1日あたりの売上高32.9%増となり、店内加工ファストフードの売上改善に大きく貢献した。

■ポプラ(2019年2月期:売上高260億円)
既存店売上高31万1000円(1.6%減)、客数538人(1.1%減)、客単価578円(0.5%減)
全店売上高28万9000円(5.6%減)、客数544人(2.6%減)、客単価531円(3.0%減)

■ニューデイズ(2019年3月期:売上高1242億円)
既存店売上高1.5%減、客数0.4%増、客単価1.9%減
全店売上高1.6%減、店舗数494店

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