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ファミリーレストラン/1月すかいらーく2.4%減、デニーズ4.4%減

2020年02月18日 11:30 / 月次

ファミリーレストラン主要5社が発表した1月の月次営業情報によると、既存店売上高はすかいらーく2.4%減、セブン&アイ・フードシステムズ4.4%減と前年を下回った。

一方、サイゼリヤ5.1%増、ジョイフル2.3%増、ロイヤルホールディングス3.8%増と前年プラスを確保している。

<ファミリーレストラン イメージカット>
ファミリーレストラン

客数は、すかいらーく6.2%減、サイゼリヤ3.3%増、セブン&アイ・フードシステムズ6.0%減、ジョイフル0.4%増、ロイヤルホスト0.4%増だった。

客単価は、すかいらーく4.1%増、サイゼリヤ1.8%増、セブン&アイ・フードシステムズ1.8%増、ジョイフル1.9%増、ロイヤルホスト3.4%増となっている。

■すかいらーく(2019年12月期:売上高3753億円)
既存店売上高は2.4%減、客数6.2%減、客単価4.1%増。全店売上高0.0%。

消費増税後の消費者心理の持ち直しは鈍く、全店禁煙化の影響も継続している。禁煙化による客数影響は、特に平日、駅前店で大きく、モーニングの時間帯の客数減が顕著だという。

土日祝日の日数は昨年1月と同様だが、正月期間が1日少ないため、曜日はマイナスに影響した。

働き方改革の一環で、1月から4月にかけて24時間営業全店廃止を含めた560店舗で深夜の営業時間を短縮。売上にはマイナス影響がでるが、ピーク時間に人的資源を集中させることで、顧客満足度向上を図っている。

1月は出店店0、業態転換2店を行い、グループ計3251店舗となっている。

■サイゼリヤ(2019年8月期:売上高1565億円)
既存店売上高5.1%増、客数3.3%増、客単価1.8%増。店舗数1046店。

全店売上高5.0%増、客数3.4%増、客単価1.6%増。店舗数1084店。

休業1店、閉店4店だった。

■セブン&アイ・フードシステムズ(2019年2月期:売上高782億円)
デニーズ
既存店売上高4.4%減、客数6.0%減、客単価1.8%増。

全店売上高5.2%減。

■ジョイフル(2019年6月期:売上高728億円)
既存店売上高2.3%増、客数0.4%増、客単価1.9%増。

全店売上高1.2%増、客数0.7%減、客単価1.9%増。

出店0、退店3、店舗数合計713店。

■ロイヤルホールディングス(2019年12月期:外食事業626億円)
ロイヤルホスト
既存店売上高3.8%増、来客数0.4%増、客単価3.4%増。

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