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ラーメン・カレー・定食/3月既存店8社そろって減

2021年04月28日 14:20 / 月次

ラーメン・カレー・定食8社が発表した3月の月次営業情報によると、既存店売上高は丸亀製麺1.1%減、王将フードサービス4.2%減、リンガーハット3.8%減、ハイデイ日高29.5%減、幸楽苑12.9%減、いきなりステーキ13.1%減、壱番屋8.7%減、大戸屋2.6%減だった。

■トリドールホールディングス(2020年3月期:売上高1564億円)
全業態既存店売上高0.5%減、客数2.2%減、客単価1.7%増。全店の売上高5.1%増。

うち丸亀製麺は売上高1.1%減、客数2.8%減、客単価1.7%増。

3月は出店2、閉店1、丸亀製麺店舗数861店、全店店舗数1061店。

■王将フードサービス(2020年3月期:855億円)
既存店の売上高62億800万円(4.2%減)、客数588万3000人(10.5%減)、客単価1055円(7.0%増)。

全店の売上高63億4800万円(2.7%減)、客数601万5000人(9.1%減)、客単価1055円(7.0%増)。

3月は出店3、退店0、3月末店舗数731店舗。

3月21日の「緊急事態宣言」解除後も首都圏・関西圏での 「営業時間短縮」 は継続されたが、3月19日から販売開始した「にんにく激増し餃子」の売上や、新テレビCMの放送の効果により、前年同月売上には届かなかったものの、前年同月比の伸び率は1月・2月の同伸び率を上回った。

店内で飲食の店内売上は回復基調にあり、テイクアウト・デリバリーの店外売上は引き続き好調を維持している。

■リンガーハット(2021年2月期:340億円)
既存店売上高3.8%減、客数9.1%減、客単価5.8%増。

うちリンガーハットは売上高2.3%減、客数8.8%減、客単価7.1%増。

浜かつは売上高8.8%減、客数10.3%減、客単価1.6%増。

全店売上高13.4%減、客数18.2%減、客単価5.9%増。

3月は出店0、退店3、期末店舗数はリンガーハット611、浜かつ85、その他5、合計701店。

■ハイデイ日高(2021年2月期:295億円)
既存店売上高29.5%減、客数27.6%減、客単価2.5%減。

全店売上高30.1%減、客数28.5%減、客単価2.3%減。

出店3、退店0店、店舗数435店。

■幸楽苑(2020年3月期:売上高382億円)
既存店売上高12.9%減、客数14.5%減、客単価1.8%増、店舗数434店。

全店売上高19.2%減、客数18.5%減、客単価1.0%減、店舗数437店。

売上高は、朝食時間帯限定商品導入などによる客数の増加に伴い、前月比改善した。看板商品である「中華そばクラシック」を6年ぶりに復活。3密(密閉・密集・密接)を回避し、比較的混雑が少ない時間への利用を促進するため、コロナ対策の朝食時間帯限定の商品として販売を開始している。

■ペッパーフードサービス(2020年12月期:売上高310億円)

いきなり!ステーキの既存店売上高13.1%減、客数1.8%減、客単価11.5%減。

全店売上高45.5%減、客数38.2%減、客単価11.7%減、国内店舗数257店。

レストラン事業の既存店売上高17.6%増、客数12.6%増、客単価4.5%増。

全店の売上高20.2%増、客数17.9%増、客単価1.9%増、国内店舗数14店。

肉マイレージ特典期間について、6月30日までの予定を12月31日までの延長を実施。3月22日~4月30日、いきなり!ステーキの一部店舗にて主力商品の大幅値下げのテスト販売を行っている。

■壱番屋(2021年2月期:売上高442億円)
既存店売上高8.7%減、客数11.4%減、客単価3.0%増。

全店売上高9.3%減、出店2、退店3、店舗数1471店。

客数は、前月から続く緊急事態宣言による外出自粛、店舗営業時間短縮の影響で11.4%減だった。

客単価は、単価の高い宅配売上の構成比が増加したことに加え、3月から販売開始した「牛カレー」が好調で3.0%増となっている。

■大戸屋(2020年3月期:245億円)
既存店売上高2.6%減、客数2.0%増、客単価4.5%減、店舗数305店。

全店売上高19億8916万円(8.9%減)、店舗数317店。

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