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ショッピングセンター/8月既存店売上12.2%増、猛暑で紫外線対策品が好調

2023年09月25日 17:34 / 月次

日本ショッピングセンター協会が9月25日に発表した8月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比12.2%増だった。

月度 総合 テナント キーテナント
7月 12.7%増 14.3%増 7.6%増
8月 12.2%増 13.4%増 7.7%増

新型コロナウイルス5類移行後の初めての夏休みとなり外出機運が高まり、夏まつりや花火大会などの地域イベントやインバウンド客増加などの影響により、来館数が増えた。

2019年と比較すると総合で6.2%減となり、コロナ禍前を下回った。

立地別にみると、中心地域は総合で18.9%増、周辺地域は9.4%増となった。夏休みや館周辺でのイベント開催による来館増により、中心地域・周辺地域ともに好調。国内外の旅行客などが増加したことで、とくに中心地域の大都市が好調だったという。

業種別にみると、「ファッション」は連日の猛暑により、前月に引き続き盛夏商材が高稼働し、セール品の消化が進んだ。「医薬・化粧品」はインバウンド客のまとめ買いがみられ、猛暑により紫外線対策商品が好調。「その他物販」は、帰省手土産として食料品のほか、プチギフトなどの雑貨が売上を伸ばした。

「飲食」は大都市・中都市を中心に、旅行客やお盆の帰省客など家族連れが目立ち、好調だった。

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