スーパーマーケット/6月の既存店売上3.8%増、16カ月連続のプラス

2024年07月23日 16:27 / 月次

オール日本スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、全国スーパーマーケット協会は7月22日、スーパーマーケット販売統計調査6月実績(速報版)を発表した(集計企業270社)。

<6月実績>

 部門 前年同期比
全店 既存店
総売上高 4.7%増 3.8%増
食品合計 5.0%増 4.0%増
非食品 1.7%現 1.3%増
その他 4.4%増 4.5%増

総売上高は、1兆289億7946万円(既存店前年同期比3.8%増)で、16カ月連続のプラスとなった。うち食品合計は9321億2201万円(4.0%増)、非食品687億5693万円(1.3%増)、その他281億52万円(4.5%増)だった。

食品合計のうち、生鮮3部門合計3385億8587万円(3.8%増)、内訳は、青果1415億2004万円(5.4%増)、水産834億4865万円(3.9%増)、畜産1136億1717万円(1.8%増)となった。

総菜は1137億6877万円(4.0%増)、日配は2116億8354万円(2.1%増)、一般食品は2680億8383万円(5.6%増)となっている。

6月は、土日の数が前年より1日ずつ多い曜日めぐりとなったこともプラスに働いたという。

生鮮は全般的に相場高の傾向で、青果は葉物類の相場がやや落ち着き、気温の上昇を受けてサラダ関連が伸長。既存店の前年割れがつづいていた畜産も、土日が1日ずつ多い曜日めぐりが好影響でプラスになった。

相場高と節約志向で、牛・豚から鶏肉へのシフトが続いている。

グロサリーでは、米の入荷が不足し、特需も発生。特売を休止する企業も出ており、単価が上昇した。

気温が高めに推移し、飲料や酒類の売上も伸長したことから、一般食品の伸びが目立っている。

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