ワールド/8月は国内小売売上1.6%増、EC売上1.4%増

2024年09月04日 15:38 / 月次

ワールド(2024年2月期:売上高2023億円)が9月4日に発表した国内小売事業月次売上概況によると、8月の国内小売売上は、前年同月比1.6%増となった。

内訳は店舗売上が1.7%増、Eコマース売上が1.4%増だった。既存店売上は2.3%増で、休日数が前年同月より1日増で約1.7%のプラス影響と推計した。

8月 国内小売売上 店舗売上 (既存店売上) Eコマース売上
前年比 1.6%増 1.7%増 2.3%増 1.4%増

店舗販路は、猛暑日が多かったことから夏物商品が引き続き底堅く推移したうえ、中旬からは秋物商材のフェイス拡大に伴う鮮度アップが奏功してプロパー商品群の稼働が一気に活発となった。

EC販路でも、自社EC「WOS」や外部EC共に店舗販路同様プロパー売上は順調に推移したものの、ECでセールニーズのある主力ブランドの商材不足により月後半でのセール販売が苦戦した。

アイテム別では、シャツ・ブラウスの高稼働が継続しており、夏素材・秋カラーの晩夏商材が好調な動向で、7分袖や長袖も高い初速となった。ワイドパンツやキレイ目のワンピースに加えて、黒やブラウンの落ち着いたカラーや秋柄が好評だった。

ブランド別では、アパレルで引き続き「デッサン」や「ドレステリア」が売上伸張の牽引役となっており、ライフスタイルの「ワンズテラス」や「212キッチンストア」、革小物の「ヒロフ」などの端境期の良好なパフォーマンスが目を引いた。

出店5店、退店19店、M&A0店で、月末小売店舗数は2184店となった。

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