総合スーパー/8月はイオン5.8%増、PPIH9.4%増、ヨーカドー1.8%増
2024年09月30日 11:30 / 月次
流通ニュースがまとめた総合スーパー主要3グループの月次営業情報によると、8月の既存店売上(前年同月比)は、イオンリテール5.8%増、PPIH(国内リテール主要5社)9.4%増、イトーヨーカ堂1.8%増となった。
<8月の実績>
社名 | 既存店売上高(前年同月比) | 全店売上高(前年同月比) | |
イオンリテール | 5.8%増 | 6.3%増 | |
PPIH | 9.4%増 | 11.2%増 | |
イトーヨーカ堂 | 1.8%増 | 1.6%減 |
■イオンリテール(2024年2月期:売上高1兆6798億円)
既存店5.8%増、全店6.3%増
食品部門では、飲料や米、防災・備蓄関連の商品が伸長した加工食品や、お盆の食卓に最適なオードブルや寿司など「ハレ型」の品ぞろえを強化した生鮮食品が好調に推移し、24カ月連続で前年実績を上回った。
猛暑で夏物衣料が好調に推移した衣料品に加え、地震や台風などへの備えとして、防災関連用品を拡充した住居余暇も既存店売上が前年を超えている。
ヘルス&ビューティケアも、旅行などの外出需要に対応した化粧品や調剤などが好調に推移し、30カ月連続で既存店売上が前年を上回った。
■PPIH(2024年6月期:売上高2兆950億円)
・国内リテール主要5社(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店、ユニー)
既存店売上9.4%増、客数3.6%増、客単価5.6%増、対象店舗数606店
全店売上高11.2%増、対象店舗633店
・ディスカウント事業(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店)
既存店売上高11.0%増、客数4.1%増、客単価6.6%増。家電製品7.6%増、日用雑貨品14.6%増、食品8.8%増、時計・ファッション用品11.6%増、スポーツ・レジャー用品14.2%増、対象店舗数476店
全店売上高13.3%増、対象店舗502店
・GMS事業(ユニー)
既存店売上高4.9%増、客数2.4%増、客単価2.5%増
衣料品3.8%減、住居関連品5.5%増、食品6.2%増、対象店舗数130店
全店売上高4.8%増、対象店舗131店
■イトーヨーカ堂(2024年2月期:売上高7373億円)
既存店総売上高(SC計)1.8%増、商品売上0.8%減、客数1.4%減、客単価0.6%増、テナント7.3%増
全店総売上計1.6%減、うち商品売上6.0%減、テナント他7.5%増
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