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失敗から学ぶ商品開発/コカ・コーラ出身者が講演、5月29日開催

2018年05月11日 11:30 / セミナー

マーケティング研究協会は5月29日、「失敗事例から学ぶ商品開発のカギ~数々のヒット商品を生み題したマーケターの失敗学~」セミナーを開催する。

同セミナーでは、大手メーカーで多くの新商品の企画開発、マーケティングに携わった講師が、自らが実際に経験した失敗事例を赤裸々に公開。

それらの蓄積から、失敗を総括し振り返る重要性と、成功に繋げるための失敗の振り返り方を体系的に整理し詳説する。

成功事例からは見えない、商品企画・開発の落とし穴をいかに回避し、成功確率を上げる逆説的な方法は体系的に整理されていることが少なく、商品企画・開発プロセスが確立されていない、失敗を振り返れていない、振り返る仕組みがないと感じる企画・開発担当者に特におすすめの内容となっている。

■開催概要
日時:5月29日(火)13:00~17:00
会場:マーケティング研究協会 セミナールーム
東京都新宿区新小川町6-29 アクロポリス東京9階
受講料:41,000円(税込)
アクセス:http://www.marken.co.jp/company_information/

■詳細・申込
http://www.marken.co.jp/seminar/2018/05/post_708.php

■プログラム
Ⅰ.なぜ新商品開発はたびたび失敗してしまうのか
1)新商品開発の絞り込み戦略が生む負のスパイラル
2)新商品開発担当者が最低限経験すべき失敗とは?
3)そもそも新商品開発の「成功」とはなにか
4)「成功するための法則」を失敗から学ぶ必要性

II.商品開発に潜む4つの罠
1)社内に潜む罠
・社長や役員から提案のあった商品は売れないジンクス
・営業との一体感・連携不足
・企画開発チームの編成が適切でない
・上司と企画担当者の意見の相違

2)流通過程に潜む罠
・バイヤーの言葉に惑わされて・・・
・本社の意向通りに進められない営業現場
・店頭で商品コンセプトや価値が伝わらない

3)サービスや商品自体に潜む罠
・モノが良いから売れるわけではない
・リピートにつながらない
・既存ブランドとの社内競合
・ブランド戦略との整合性の欠如

4)消費者に潜む罠
・消費者の声をどこまで信じるべきか?
・定量データの重視が生む歪み

III.多くの失敗経験からの教訓と活かし方
1)失敗をどのように振り返るべきか
2)失敗の教訓を大ヒットにつなげる重要ポイント

■講師
山本康博(ビジネス・バリュー・クリエイションズ 代表取締役)
伊藤園にて「ぎゅっと搾ったレモン水」、「充実野菜」の企画に携わり、日経ヒット番付に選出。1995年に日本コカ・コーラへ。「リアルゴールド」「ベジータベータ」などのブランドマネージャーを歴任し、31歳でマーケティング統括副部長に抜擢され、1兆円を誇るコカ・コーラ社の新製品マーケティング戦略全般を担当。
1999年、日本たばこ産業へ移り、同社史上最年少のマーケティング部長として飲料事業売上を5倍に拡大。「桃の天然水」のブランドマネージ、缶コーヒー「ルーツ」の立ち上げに尽力。
2006年、ビジネス・バリュー・クリエイションズを設立。大手企業のマーケティング戦略、新商品開発コンサルティングに携わっている。過去30年において120の新商品企画開発に携わり、大ヒットだけでなく多くの失敗も経験。それらをもとにしたマーケティング支援、教育研修には定評があり、延べ2000社以上のマーケターへの指導経験を有する。著書「そうそうそれが欲しかった!ヒットの正体」

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