流通ニュースは9月10日、6日に発生した北海道胆振東部地震を受け、北海道内の主要スーパーマーケットの営業状況をまとめた。
アークスは各事業会社が店舗を運営し、ラルズ70店、東光ストア28店、福原43店、道北アークス43店、道南ラルズ17店、道東アークス14店、エルディ3店、合計218店を展開、全店で営業を再開している。
10日は、東光ストアで、美香保店が10時開店となり、その他店舗が9時開店となり、開店時間を変更した。
その他の企業の店舗は全店通常どおりに開店している。
閉店時間はラルズと東光ストアが12日まで、20時頃に前倒ししているが、その他の企業は通常営業となっている。
コープさっぽろは13時53分現在、全108店で、限られた商品で営業を行っている。
パセオむかわ店は、9月10日に臨時販売を実施し、商品が無くなり閉店した。9月11日以降は、店頭で移動販売車での販売に切り替える予定だ。
宅配システムトドックは9月10日から通常配達となった。
配食サービスは8日から全地区に配送を開始した。原料未入荷のため12日までは別メニューで対応する。商品未入荷のため、サラダ、牛乳など冷蔵品はまだ、配送できない。
ダイイチは、帯広地区10店、旭川地区8店、札幌地区5店の全23店で通常営業を再開した。
北雄ラッキーは、北海道内に35店を展開、10日は全店が通常時間に開店した。
店舗の在庫状況などによって閉店時間を早める場合があるが、9月13日から全店通常営業となる予定だ。
イトーヨーカドーは全9店で通常営業を再開している。
各社とも、商品の入荷が安定しておらず、商品により欠品が発生している。また、電力不足対応の節電のため、照明を間引きするなどの対応をしている。