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ヨークベニマル/仙台市に990m2の新業態「ヨークマルシェ」

2018年11月12日 17:40 / 店舗

ヨークベニマルは11月16日、宮城県仙台市に「ヨークマルシェ大和町店」をオープンする。

店舗の老朽化により1月21日に閉店した「ヨークベニマル大和町店」を建替え、従来よりさらに限定商圏に対応するために開発した990m2タイプの新しいフォーマット「ヨークマルシェ」に一新するもの。

ヨークマルシェでは、品ぞろえでは、日常の食卓に欠かせない商品に絞り込んで、生鮮、惣菜を充実させる。日々、お買い得商品を取りそろえ、独自の価格を打ち出す。目標年商は12億円。

コンパクトな店舗でも、毎日の生活に欠かせない商品を厳選し、選びやすく買いやすい「使い勝手の良い店」を目指す。

昼食の利用や買い物の休憩に利用できる休憩スペースや、仕事や子育てに忙しい主婦や、高齢者も効率よく買い物ができるよう、商品や売場を配置し、安心して買い物ができる空間を提供する。

青果売場では、生産者を表示し、「新鮮で安心な地場野菜」を提供。味にこだわり、旬の「三ツ星」果実や、「宮城県産野菜」を中心とした品ぞろえを強化する。

鮮魚売場では、「新鮮なお刺身」にこだわり、刺身の厚さや種類、必要な量(切れ数)など、お客の要望に応じて販売する「ここだけのサービス」を展開する。魚の料理を身近に取り入れてもらえるよう、「簡便性」の高いレンジアップ商品も多く品ぞろえする。

精肉売場では、年々人気が上昇している「赤身牛肉」を中心に、味、柔らかさにこだわり、健康に気をつかう人にもお勧めの牛肉を提供する。忙しい子育て世代の家族の役に立てるよう「簡便性の高い」商品を取りそろえ、さまざまなメニュー提案もする。

惣菜・寿司・ベーカリー売場では、事業所が多い地域である事から、昼食メニューを充実させるほか、単身者に合わせた「少量」サイズも幅広く品ぞろえする。

「即食性」「簡便性」「個食」「健康」を軸にしたメニュー提案をコーナーごとにまとめ、買い物しやすいコンパクトな売場づくりと毎日の献立づくりのサポートをする。

酒コーナーでは、従来よりも酒の種類を増やし、おつまみを隣接させ、仕事帰りにも気軽に立寄れる店づくりを目指す。

若林区は仙台市の南東部に位置し、広瀬川、名取川を西南の境とし、北は宮城野区、東は仙台湾に面する全体的に低平な地区。区の中心部を国道4号線仙台バイパスが横断し、バイパス付近より西側は住宅地、東側は水田地帯となっている。

2015年には地下鉄東西線が開通し、大和町店から東側徒歩約10分に「卸町駅」、西へ徒歩約10分に「薬師堂駅」が開業したことから、年々利便性が向上している地域だ。

1km圏内の人口は約3万2000人、世帯数は約1万5500世帯、世帯人数は約2人。地下鉄東西線の開通で仙台中心部へのアクセスも便利になり、単身者も増加し、20代から50代の人口比率は、仙台市の平均を上回っている。

半径2km圏内には多くの小・中学校が集中しており、子育て世代が多い地域となっている。

出店により、店舗数は、福島77店、宮城59店、山形21店、栃木30店、茨城38店の合計225店(実質稼動は222店)となる。

店舗概要
所在地:宮城県仙台市若林区大和町4-6-1
TEL:022-238-4555
敷地面積:2771m2(全体)
延床面積:1643m2(ヨークベニマル)
売場面積:996m2(ヨークベニマル)
構造:鉄骨造・平屋建て
駐車台数:48台
駐輪台数:50台
営業時間:10時~22時(年中無休)
年商見込:12億円
取扱品目:ヨークベニマル・食料品、酒、住居関連品
テナント・惣菜、寿司、ベーカリー、クリーニング、ATM1台(セブン銀行)
従業員数:75人(正社員15人、地元採用者60人)

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