無印良品/11月1日開業「京都山科」詳細情報を公開
2019年10月18日 17:00 / 店舗
良品計画は10月18日、京都市山科区のJR山科駅前「ラクト山科ショッピングセンター」地下1階~2階に、11月1日出店する大型店「無印良品京都山科」の詳細情報を公開した。
2018年3月、大阪府堺市にオープンした無印良品イオンモール堺北花田に続く「食」の大型専門売場を備えた、地元の人々との協業をテーマとする新しい無印良品店舗。詳細情報を「無印良品京都山科」店舗ウェブページで、順次、公開する。
あわせて、無料アプリMUJI passportで同店舗をフォローすると、店舗が配信するニュースが配信される。
京都山科は、関西最大級の売場面積約3934m2を誇る、3フロア構成の店舗。フロアごとにテーマが異なり、地下1階は、お腹が空いたら駆け込みたくなる台所のようにする。
1階は、Cafe&Meal MUJIでにぎやかに食事を楽しんだり、お菓子のギフトを選んだり、食器に囲まれてゆっくりとすごすリビングダイニングのように展開。
2階は、お気に入りの洋服を選ぶ大きなクローゼットと、窓から差し込む自然光の中でくらしのことを考えたり相談したりできるベッドルームのように演出する。
3フロアすべてがまるで一軒の家のように、お客が心からリラックスして過ごすことができて、地域のくらしの拠りどころを目指す。
地下1階の無印良品のカレー店を併設した飲食が楽しめるフードコートや、1階の子どもといっしょに遊んですごすことができる木育広場、店内各所に無印良品が選んだくらしに関する書籍MUJI BOOKSを読んですごせるレストスペースを配置し、家族や友人とゆっくり滞在する場を提供する。
2階に設置する、住まいのことなら何でも相談を受ける「MUJI SUPPORT」のコーナーでは、地域の人々のくらしの役に立つために、訪問相談サービスを充実させる。
新築や改築の際のほか、引っ越しや模様替えなど日常の住まいの相談まで、専任スタッフが訪問して対応する。部屋の採寸から、さまざまな収納や家具選びの相談、カーテンレールの設置など幅広い要望に対応する。
店舗では「食べる・見つける・買う」をコンセプトに、無印良品の標準的な品ぞろえに加え、野菜や肉、魚、惣菜、グロサリーなど、食に関する商材全般を取扱い、目にすることの少なくなった生産加工の過程にある物語を、商品情報とともにお客に届ける。
地元の人々に毎日楽しんでもらえるように、無印良品の考え方に共感する企業と共に協業して、食のセレクトショップを目指す。
原料を吟味して店内で毎日丹念に焼き上げる、京都で人気の街のベーカリーや、フランスの伝統菓子であるクグロフを製造販売する焼菓子店、京都の豆腐屋がつくる国産大豆を原料にした身体にやさしいお菓子の店の商品を展開。
近隣の生産者自身が立ち上げた野菜たっぷりのスープ専門店や、あたらしい漬けもん「漬け野菜」の量り売り専門店、大切に育てられた食材をうま味調味料など食品添加物に頼らない味付けでつくる家庭料理の惣菜店なども協力する。
幅広い品ぞろえでたくさんのお客のくらしの役に立ち、山科地区を盛り上げるために、無印良品ならではの視点から地域の魅力を見出し紹介することで、お客と生産者との信頼やつながり、交流を生み出す。
地域の生産者と一緒に、「つくる、つかう、食べる。」たくさんの人とモノが行き交う場として、期間限定マーケット「つながる市」を開催する。
「食」をテーマにする「無印良品イオンモール堺北花田」では、地域の生産者を招いて生鮮食材を販売するだけでなく、スタッフ自らが産地を訪ねて取材レポートを作成し、「おいしいってなんだ」をテーマとするトークイベントや写真展を開催した。同店のコンセプトを引き継ぐ「無印良品京都山科」でも、加工品を含めたより幅広い食材の取材を行い、同様の活動を展開する。
「無印良品京都山科」の開店を記念して、1階イベントスペース「Open MUJI」で、つながる市写真展と、地下1階の「キッチンカウンター」で試食イベントを、開店日から開催する。開店後も、山科駅前地下道にある広場やラクト施設内の吹き抜け部分の催事スペースと連携して、週末を中心に「つながる市」のマルシェ販売やイベントを開催する予定だ。
■無印良品京都山科
所在地:京都市山科区竹鼻竹ノ街道町91
ラクト山科ショッピングセンター地下1階~2階
アクセス:JR東海道本線・湖西線・京阪京津線
・京都市営地下鉄東西線「山科駅」下車すぐ
売場面積:約3934m2
営業時間:10時~20時
https://shop.muji.com/jp/kyoto-yamasina/
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