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新型コロナウイルス/先行き不透明で採用を控える企業も

店舗/2020年03月17日

帝国データバンクは3月12日、2020年度の雇用動向に関する企業の意識調査を発表した。調査によると、新型コロナウイルス感染症によって採用を躊躇するという声が多くみられた。

「新型コロナウイルスの影響がなくなるまでは静観する」(情報処理サービス、埼玉県)という意見があるように、多くの企業が先行き不透明感の高まりをその理由にあげている。

採用予定はないという企業では、「新型コロナウイルスの影響はこれからと考えており、景気の見通しが立たないため、採用見込みも不透明」(ソフト受託開発、東京都)、「労働者にとって売り手市場だと思うが、新型コロナウイルスの影響次第では一気に採用を控える企業が出てくる可能性がある」(下着類卸売、大阪府)といった声があった。

「新型コロナウイルスの影響で今後3カ月程度は忙しくならないと予想し、現状も過剰感があるので、当面の採用は行わない」(金型・同部分品・付属品製造、兵庫県)、「コロナウイルス影響の先行きが見えないため、採用見込みは減少する予定」(プラスチック板・棒・管・フィルム・合成皮革卸売、愛知県)という企業もある。

「出店やイベントの開催を行うと増員が必要となる。しかし、コロナウイルスの影響がこの後どの程度になるかが予想できないため社員の採用は予定できない」(靴小売、大阪府)、「コロナウイルスの関係で観光客数の回復が困難な状況であるうえ、オリンピック前後の動向も読めないため採用の予定はない」(旅館、福島県)という声があった。

「新型コロナウイルスの影響がなくなるまでは静観する」(情報処理サービス、埼玉県)、「コロナウイルス感染が各企業の業績を下方修正に追い込んでおり、雇用動向は悪くなると考えている」(給排水・衛生設備工事、長野県)という声もあった。

一方で、前年度から採用予定は変わらないという企業では、「足元の需要は多く採用者数を増やしたいものの、新型コロナウイルス感染症対策の影響から今後の景気後退が不安材料としてあるため、2019年度と同様とする予定」(機械設計、愛知県)という意見がみられた。

2020年度の雇用動向に関する企業の意識調査

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