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マックスバリュ東海/3~5月は個食・内食需要対応も減収減益

2021年07月07日 11:10 / 店舗

マックスバリュ東海が7月7日に発表した2022年2月期第1四半期決算によると、営業収益873億1900万円(前年同期比3.1%減)、営業利益20億8800万円(35.3%減)、経常利益21億1200万円(33.3%減)、親会社に帰属する当期利益13億500万円(34.3%減)となった。

営業面では、「個食」「内食」といったコロナ下における消費需要や購買動向に応じた売場展開を継続するとともに、購買頻度の高い商品の価格戦略やイオン「トップバリュ」の展開強化、自社専用アプリからの割引クーポンの配信など、根強い節約志向への対応に取り組んだ。

商品面では、生産者の応援と地域の活力を高めるべく、コロナ下で需要が大きく落ち込んでいる「駿河鯛」の販売企画を実施したほか、地域の大学生とともに栄養バランスに配慮した弁当の共同開発をした。

店舗展開では、2021年3月にマックスバリュ浜松飯田店(浜松市南区)、マックスバリュ菰野店(三重県三重郡菰野町)を開設した。いずれも既存店舗の建て替えによる新規開店であり、最新の売場レイアウトの導入、多様なライフスタイルや地域特性に応じた品ぞろえの拡充を図るとともに、より利便性の高いサービスを提供すべく、自社初となるキャッシュレスセルフレジを導入した。また、店舗の建て替えを行うべく3店舗を閉店し、国内事業における店舗数は228店舗となった。

通期は、営業収益3460億円(2.8%減)、営業利益96億円(18.1%減)、経常利益94億円(20.0%減)、親会社に帰属する当期利益42億5000万円(19.9%減)を見込んでいる。

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