コーセー/「Maison KOSE銀座」刷新、3Dメイクシミュレーター導入
2022年08月17日 16:20 / 店舗
コーセーは8月17日、同社が運営するコンセプトストア「Maison KOSE銀座」(東京都中央区)の1階フロアをリニューアルオープンした。
<「Maison KOSE銀座」1階内装イメージ>
1階フロアを全面刷新し、カラー提案を中心にメイクのアドバイスやレッスンを行う新たなサービスを開始する。3D高速追従プロジェクションマッピング技術を活用したメイクシミュレーター「COLOR MACHINE(カラーマシーン)」を用い、非接触で無数のカラーパターンを顧客に試してもらいながら理想のメイクの実現や似合うメイクの提案を行う。このほかにも、不要になったメイクアップ化粧品をアップサイクルした絵具で気軽にアート体験ができる「GREEN ATELIER(グリーンアトリエ)」を新設する。
<COLOR MACHINE>
「COLOR MACHINE」は、同社研究所と東京工業大学の渡辺研究室が共同開発した、3次元の顔への高速追従プロジェクションマッピング技術を応用した最先端のメイクシミュレーター。同技術ではアイシャドウ・チーク・リップによるメイクが直接顧客の顔に投影されるため、画面上では味わえないリアルなカラーメイク体験が可能になる。カラーの組み合わせは8000種類以上。顔の動きや表情の変化にもリアルタイムで追従するため、まるで自分の肌に直接メイクを施しているかのような新感覚の3Dバーチャルメイクが楽しめるという。従来の2Dバーチャルメイクと異なり、さまざまな角度からメイクした姿を立体的に確認できる点も特長だ。
さらに、「COLOR MACHINE」では、Maison KOSEが提案するパーソナルカラー別にカテゴライズされた色パターンをバーチャルで試すことが可能。同機とビューティコンサルタント(美容部員)のガイドによって、自身に似合う色が分かるだけでなく、髪色、その時の洋服、なりたい印象などにあわせたカラーアイテムも見つけることができる。
<GREEN ATELIER>
「GREEN ATELIER」では、モーンガータが展開するメイクアップ化粧品を絵具として再利用する「SminkArt(スミンクアート)」を体験できる。同社で販売が終了した製品テスターや、顧客自身が使いきれなかったメイクアイテムも再利用し、化粧品ならではの繊細な色味やラメの輝きを活かした絵具で、アイカラーチップやメイクスポンジを用いながらオリジナルのメッセージカードを作成できる。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。