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西武池袋本店/食品フロア改装、全国の銘菓・名産1000種を集積

2022年08月30日 14:40 / 店舗

西武池袋本店は9月8日、食品フロア自主編集売り場の諸国銘菓「卯花墻(うのはながき)」、諸国名産「味小路」(西武食品館地下1階)をリニューアルオープンする。

<映える和菓子が充実>
映える和菓子が充実

今年度から開始した約10年ぶりとなる西武池袋本店改装の一環となるもの。

全国の銘菓・名産を約1000種類以上集約し、面積は約83m2から約182m2と約2.2倍、品ぞろえも約675SKUから約1150SKUと約1.7倍に拡充。リニューアルでは、次世代顧客である若年層もターゲットとし、老舗・名店の味を気軽に楽しめる売り場に生まれ変わる。

若年層の和菓子離れに着目し、改装には同世代の社員が携わった。リニューアルに向けて他業態の研究やアンケート調査を行い、リアルなニーズを売り場に反映。見た目の「かわいさ」「映え感」に注目したお菓子、洋菓子の要素を取り込んだ和菓子などがそろう。

<三つの専門店を導入した酒蔵>
三つの専門店を導入した酒蔵

9月22日には、西武食品館地下2階の酒売り場「酒蔵」も刷新。「日本の酒」「世界の酒」「プレミアムワイン」をテーマ とする三つのスペシャリティストアを導入する。

面積は約150m2から約215m2と約1.4倍、品ぞろえは約1700SKUから約2700SKUと約1.6倍に拡大する。

関東初出店の日本の酒「酒商山田(さけしょうやまだ)」は全国の地酒や焼酎、国産クラフトビールまで幅広く取り扱う。

広島から全国へ、日本のお酒の神髄を伝える専門店となっている。

都内初出店世界の酒(ワイン・洋酒)「EXIVIN(エクシヴァン)」は、デイリーからギフトにぴったりな各国の銘醸ワイン、ウイスキー、ウオッカといった洋酒、「缶つま」、注目のオーガニックワインなどを楽しめる。

ブルゴーニュ・ボルドーなどの銘醸地からニューワールドの高品質ワインまで全14カ国の高質ワインを扱う「La Vinotheque(ラ・ヴィノテーク)」の第1号店が登場。輸送時の温度管理を徹底している。ワインサーバーから常時2~4種が試飲できるほか、有料のグラステイスティングも用意している。

さらに、9月7日には、西武池袋本店2階にアート&雑貨ショップをオープン。次世代顧客となる世代・ミレニアル世代をターゲットにしており、ターゲットと同年代の20代若手社員が改装に関わった。

社員が改装に携わり、自分の足で見つけた若手作家と共に、展示するテーマから作品のイメージまで一から作りあげる、従来のアートギャラリーにはない手法で運営する。

西武池袋本店では、美術の売り上げが2010年から10年で約2倍の伸長、2021年度はコロナ禍にも関わらず過去最高の売り上げとなり、特に現代アートの売り上げは前年約3倍と大幅に伸長したという。

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