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セブンイレブン/「SIPストア」千葉県に23年度内オープンへ

2023年09月21日 11:54 / 店舗

セブンーイレブン・ジャパンは9月20日、セブンーイレブン・ジャパン(SEJ)とイトーヨーカ堂(IY)のパートナーシップに基づく、新コンセプト店舗「SIPストア」を2023年度内にオープンすることを明らかにした。

<品ぞろえは議論中と青山常務>
青山常務

同日行われた商品政策発表会で、青山誠一 取締役常務執行役員が報道陣に説明したもの。

「SIP」とは、SEJ・IY・パートナーシップの略称で、「SIPストア」はコンビニとスーパーストアを組み合わせた新型店舗となる。

コンビニが店舗面積約132.23m2・約2500SKU、スーパーは約991.73m2以上・約2万SKU以上が標準であることに対し、「SIPストア」はコンビニの1.5~2倍の面積330.58~495.87m2、約2倍の品ぞろえ約5000SKUを構想している。

青山常務は「1号店は千葉県でのオープンを予定している。現在、SIPストアにふさわしい品ぞろえについて議論中で、少し時間がかかっている。なるべく早く進めていきたい。コンビニに生鮮3品を足した、単なるミニスーパーではなく、これからのセブンイレブンがどういう道に進むのかを示す店舗にしたい。少子高齢化で遠くに行くより、近くの店でいろいろそろえたいという生活者のニーズに応える」と述べた。

商品は、PB「セブンプレミアム」、買いやすい価格を意識した「セブン・ザ・プライス」、イトーヨーカドーのブランド「顔が見える野菜。」、冷凍食品の「イーズアップ」などを拡充する。

売り場は、冷凍食品・生鮮食品の拡大、カウンター拡張、セルフレジの増強を計画。イートイン、パウダールーム、トイレ、授乳施設なども設置予定だ。

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