セブンイレブン/「SIPストア」の成果を既存店に展開、30年度日販3万円増目指す

2024年10月24日 13:38 / 店舗

セブン&アイ・ホールディングスは10月24日、千葉県松戸市に2月29日にオープンした新コンセプト店舗「セブン‐イレブン松戸常盤平駅前店」(以下:SIPストア)で成功した施策を既存店に展開することにより、2028年度日販1万5000円増、2030年度3万円増を目指すことを明らかにした。

<セブン‐イレブン松戸常盤平駅前店>
セブン‐イレブン松戸常盤平駅前店

同日WEBで開催したIR Day 2024秋で、セブン‐イレブン・ジャパンの永松文彦社長は、「SIPストアは、近隣50m程度のところにオーケー 松戸常盤平店が5月に開店したものの、6月~9月の売り上げ・客数は10%以上の成長を継続している。商圏に応じた品ぞろえを実現するノウハウが確立してきた。

焼き立てパンなどカウンター商品の拡大、日用品・雑貨といった非食品の売価構成比が前年より増加しており、商品粗利率に1.8%のプラス効果があった。今後、SIPストアの要素を既存店に展開する。2028年度で1万店舗以上に導入し日販1万5000円増、2030年度全店で対応することで3万円増を実現する」と説明した。

SIPストアはコンビニエンスストアとスーパーを組み合わせた業態で、通常のコンビニに比べ、生鮮食品、冷凍食品、焼き立てパン・デリカといったでき立て商品、セブンカフェのティーメニューなどを強化している。

SIPストアで実証した商品開発、品ぞろえ強化により、客数増のみならず、収益性向上も実現したい考え。

■セブン-イレブンの関連記事
セブン&アイ/千葉県松戸市に新コンセプト店舗「SIPストア」オープン

流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。

メルマガ無料登録はこちら

株式会社イトーヨーカ堂に関する最新ニュース

一覧

株式会社セブン&アイ・ホールディングスに関する最新ニュース

一覧

店舗 最新記事

一覧

セブンイレブンに関する最新ニュース

一覧

セブン&アイに関する最新ニュース

一覧

イトーヨーカドーに関する最新ニュース

一覧

最新ニュース

一覧