人手不足倒産が大幅増/飲食店の倒産707件、食料品小売314件
2018年01月17日 10:50 / 経営
帝国データバンクが1月16日発表した全国企業倒産集計2017年報によると、2017年の倒産件数は8376件(前年比2.6%増)と、8年ぶりの前年比増加となった。
負債総額は1兆5551億3300万円(21.9%減)。
業種別に見ると、小売業やサービス業など7業種中4業種で前年を上回った。小売業では飲食店が707件(26.9%増)、食料品小売314件(20.3%増)。
主因別の内訳を見ると、「不況型倒産」の合計は6844件(前年6783件)。構成比は81.7%(同83.1%)と、前年を1.4ポイント下回り、2年連続の前年比減少となった。
「人手不足倒産」は106件(前年72件)、前年比47.2%の大幅増加となった。
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