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スシロー/7月で500店舗達成、国内外50店舗出店で成長を加速

2018年04月11日 17:30 / 経営

あきんどスシローは4月11日、「2018年度下期事業戦略発表会」を開催した。

<水留浩一社長>
水留浩一社長

同会で水留浩一社長は、2018年度上期は「全店売上10%増、既存店2.9%増と好調に推移した。羽田市場とのコラボは260万皿を超える売れ行き、昨年開始したカフェ部のグラニースミスとのコラボスイーツも50万食をすぐに完売し、お客様に好評だった」と振り返った。

また、「スシローグローバルホールディングスとして、今年3月フードコート向け新業態スシローコノミ、居酒屋業態の杉玉と新機軸を打ち出した。7月にあきんどスシローは500店舗を達成するが、今後、スシロー、海外、スシローコノミ、杉玉と合わせて年50店のペースで出店。下期も、新商品の投入など積極的に行い、うまいすしを、腹一杯という当社の理念を展開していく」と話した。

海外には、今年6月15日に台湾1号店を台北に出店。年内に5店舗出店する計画となっている。韓国も年内には10店舗体制になる見込み。

2018年下期は、シャリへのこだわりを徹底。

<「赤シャリ」を期間限定で使用>
「赤シャリ」を期間限定で使用

現在は少し甘みを感じる、幅広い年齢層に愛されるように開発したシャリを創業以来34年間提供しているが、今以上にネタの旨さを引き出すため、天然もののネタにも合う、酒粕酢(さけかすず)を使用した「赤シャリ」を期間限定で使用する。

日本酒の製造工程で生まれる酒粕を原料とし、酒粕を自然な環境で時間をかけてじっくりと熟成させ、その酒粕を用いて醸造することで酒粕酢ができ、その酒粕酢に旨味、塩味、甘みを加えたスシロー独自のブレンドに仕上げた。

米のおいしさを活かし、天然物のネタの微妙な味わいにも応える、しっかりとしたコクと旨みの
ある味が特長の「スシローの赤酢」が誕生した。

<天然もの×赤酢>
天然もの×赤酢

4月12日~22日までの期間限定で、「スシローの赤酢」を使用した商品を提供し、消費者の反応を見て、今後期間限定商品などとして投入していく予定。

キャンペーン商品「天然もの×赤酢」は、「天然本鮪赤身」「メカジキ(羽田市場)」「びん長鮪昆布〆」「真いわし」「真鯵」「ひらめ昆布〆」(各税抜100円)をラインアップした。

また、昨年発足した「スシローカフェ部」から、BAKE Inc.がプロデュースする「チーズアイス クッキー&ブルーベリー」(280円)を4月12日より期間限定で約50万食販売する。

<スシローカフェ部の村井友梨香部長、水留社長>
スシローカフェ部の村井友梨香部長、水留社長

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