スプリングバレーブルワリー/新社長に島村宏子氏、驚きあるビール提案
2018年10月04日 15:05 / 経営
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キリングループのスプリングバレーブルワリー(以下:SVB)の新社長に10月1日付で、島村宏子・プランニングディレクターが就任した。
10月4日銀座で行われたメディア向け「ホップフェスト2018」メインイベント体験会に、島村新社長が登場した。
島村社長は、「東京、横浜、京都、銀座の常設店、ポップアップストアも合わせ、2018年中に当社のクラフトビール体験者は累計100万人を突破する見込み。今後、さらに驚きあるビールの開発、SNS映えする新たなビールコンテンツ、社会に貢献するブルワリーとしての活動を推進する」と抱負を述べた。
<クラフトビール市場は成長を継続>
※出典:「ホップフェスト2018」メインイベント体験会資料
日本国内のビール市場が低調な中、クラフトビールは成長を続けている。
島村氏は、「クラフトビール市場は発展途上にあり、認知率と体験率の差を埋めるべく、クラフトビールのおいしさ、楽しさを伝え、人と人をつなぐ存在としてクラフトビールを育てていきたい」。
「キリングループでは、クラフトビール数種を提供できるディスペンサー『タップマルシェ』の飲食店への導入を進めており、グループで連携し、質の高いクラフトビールの飲用経験を消費者に提供していく」と話した。
また、同社は10月6日~8日、クラフトビール&デリスタンド「“BEER TO GO”by SPRING VALLEY BREWERY」(以下BTG、東京都中央区銀座)で、「GINZA de FRESH HOP FEST」を開催する。
「GINZA de FRESH HOP FEST」は、今年4年目となる国産ホップのお祭り「フレッシュホップフェスト」期間中に、SVBが提案するビールフェスティバル。
国産ホップの価値を身近に体験できるよう、今年摘みたてのフレッシュホップを使用して醸造した全国約40ブルワリーのビールやビールにぴったりなデリを提供する。
さらに、カルビーが展開するカルビープラスブランドの地域限定商品を、フェスティバル期間中に500円券4枚つづりチケットを購入した人へ先着順でプレゼントする。
■「GINZA de FRESH HOP FEST」概要
期間:10月6日・7日11時~20時 L.O.、10月8日11時~18時 L.O.
会場:Ginza Sony Park 地下4階(BTG)(東京都中央区銀座5-3-1)
チケット販売料金:前売1,800円(1枚500円×4枚)、当日1,900円(1枚500円×4枚)
※前売券は、SVB東京・横浜の各店舗およびBTGにて購入できる
販売商品:約40ブルワリーがフレッシュホップを使用して醸造したビール(日替わり)1杯500円(税込)、BTG特製デリとホップ関連のフード500円~1,500円
■島村宏子氏略歴
1992年4月:キリンビール入社
1998年3月:R&Kフードサービス出向
2002年3月:キリンビール営業開発部
2011年3月:キリンホールディングス経営監査部
2014年4月:キリンビール企画部
2015年1月:スプリングバレーブルワリー出向、プランニングディレクター
2018年10月:同社社長就任
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