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ユニー・ファミマHD/ドンキHDの公開買付け不調、0.02%しか取得できず

2018年12月20日 19:56 / 経営

ユニー・ファミリーマートホールディングスは12月20日、完全子会社のFDUインベストメントが11月7日~12月19日まで実施していたドンキホーテホールディングスの株式の公開買付けの結果を発表した。

不通株式1株に付き6600円で、買付予定数は3210万8700株だったが、応募数は2万4721株だった。

応募株券の全部を買い付けるが、買付後の株式の所有割合は0.02%にとどまり、公開買付けは不調に終わった。

<MEGAドン・キホーテUNYの店舗>
MEGAドン・キホーテUNYの店舗

ドンキホーテHDは、同日、公開買付けの結果を受け、ユニー・ファミリーマートHDからの取締役1人以上の受入れは見送り、今後必要に応じて検討すると発表した。

ドンキホーテHDは、自社の主要株主である筆頭株主のDQ WINDMOLEN B.V.から、公開買付者とのドンキホーテHD株式の貸株に関する協議に応じる用意をしていたものの、ユニー・ファミリーマートHDと公開買付者から、公開買付者がドンキホーテHD株式を借り入れることについて、今後の市場動向等を慎重に見極めたうえで必要に応じて検討する予定であるが現時点では見送る方針である旨の意向表明を受けたため、これを受け入れた、との報告を受けているという。

一方、ユニー・ファミリーマートHDとドンキホーテHDの業務提携については、引き続き両社の強み・ノウハウの共有について業態を超えて継続する。

共同での商品開発、仕入れ、販促等による競争力の強化、データマーケティングや金融サービス等の分野での協業、海外事業の共同展開等の取り組みにおいて、今後ユニー・ファミリーマートHDと協議しながら提携関係を更に強化する方針だ。

10月11日付で公表したドンキホーテHDによるユニー株式の60%の取得(完全子会社化)に関する株式譲渡は、2019年1月4日に実行される予定だ。

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