三越伊勢丹/希望退職募集・新潟三越閉店で特別損失67億円
2019年12月23日 15:30 / 経営
三越伊勢丹ホールディングスは12月23日、2020年3月期第3四半期連結決算で、特別損失約67億円を計上すると発表した。
連結子会社である三越伊勢丹において、2017年度から2020年度を最終年度として、従来制度から退職金の積み増しと対象年齢の範囲拡大を行うことで、従業員における進路の選択肢を拡大するとともに、要員構成の適正化を図るネクストキャリア制度の拡充をした。
また、連結子会社である新潟三越伊勢丹において、新潟三越の2020年3月閉店を見据え、本年度、希望退職支援制度を実施した。
三越伊勢丹と新潟三越伊勢丹のこれらの制度による費用を2020年3月期第3四半期連結決算において、特別損失として約67億円を計上することになったという。
特別損失を織り込んだ2020年3月期通期連結業績予想は、現在精査中であり、今後修正が必要とな
った場合には公表するという。
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