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真秀コールド・フーズ/冷凍調理食品製造、民事再生で負債50億円

2020年03月10日経営

帝国データバンクによると、真秀コールド・フーズは、3月2日に奈良地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日監督命令を受けた。

同社は、奈良県中央卸売市場の冷蔵冷凍倉庫運営を手掛ける奈良市場冷蔵の事業引き継ぎと冷凍米飯事業への進出を目的に2015年5月に設立した。

2017年には、京奈和自動車道五條北IC至近に立地する「テクノパーク・なら工業団地」に総額約36億円を投じ、営業冷凍倉庫を併設した奈良県最大級の冷凍食品工場を建設した。

倉庫では大手食品メーカー商品の保管を担うほか、最新鋭の機械設備を導入した冷凍食品工場では大手飲食チェーンや食品メーカーからのOEM品を中心として、チャーハン、おにぎり、エビピラフ、そばめし、チキンライスなどの冷凍米飯を製造。ビジネスモデルのほか、雇用確保の観点からも注目を集めていた。

しかし、度重なる機械設備の不具合により量産化には至らず、2018年12月期の年売上高は約11億円にとどまり、営業損益段階からの赤字が続くなど事業計画に大きな狂いが生じていた。

このため、金融機関との協議により借入金の返済猶予を受ける一方、経費削減やビジネスモデルの見直し、代表交代などの組織改革などに取り組んでいた。また、2019年9月以降は大手外食チェーンとの協業にも取り組んでいたが、業績の本格回復には至らず、資金繰りも限界に達し自主再建を断念。今回の措置となった。

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