マツナガ販売/佐賀県の陶磁器卸売業「新型コロナウイルス」で自己破産

2020年04月07日 10:30 / 経営

帝国データバンクによると、マツナガ販売は3月31日、事業を停止、事後処理を江頭太地弁護士に一任、自己破産申請の準備に入った。

1977年4月に代表の松永氏が陶磁器販売を目的に創業、1989年8月に法人改組した。1990年1月に嘉右衛門堂マツナガ販売から現商号へ変更。ホテルや旅館、百貨店など向けに業務用陶磁器等の強化食器を卸すほか、小売も行い、1999年7月期は年売上高約1億円を計上した。

しかし、景気低迷の影響や百貨店業界の低迷などで2019年7月期の年売上高は約3600万円にダウン。赤字も散発し、資金繰りがひっ迫するなか、近時は、新型コロナウイルスの影響を受けて経営状況が急激に悪化し、事業継続の目処も立たないことから今回の事態となった。

負債は現在精査中。なお、佐賀県内では新型コロナウイルス関連倒産は初めて。全国では37件目となる。

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