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三井物産/三井食品など食品・日用品4社「三井物産流通HD」に資本統合

2020年06月15日 15:00 / 経営

三井物産は6月15日、小売・外食事業者向け食品・日用品雑貨の中間流通機能を担っている100%出資の子会社4社(三井食品、ベンダーサービス、リテールシステムサービス、物産ロジスティクスソリューションズ)およびその保有事業について、6月1日に三井物産流通ホールディングス(三井物産100%出資、以下:MRH)を設立し、その傘下へ資本統合したと発表した。

この統合により、これまで各社に分散していた知見、資産の組織横断的な活用を加速するとともに、4社の事業運営で培った機能のさらなる先鋭化・高度化を目指す。4社の各売上高は三井食品約8202億円、ベンダーサービス4050億円、リテールシステムサービス約1881億円、物産ロジスティクスソリューションズ約579億円で、合計約1兆4712億円規模となる。

国内外の経済・社会環境の変化が加速し、今後ますます事業の不確実性が高まると予想される。

三井物産は中間流通領域において「グループ機能の有機的・機動的な活用を通じて、より迅速に社会的課題の解決に取り組む」との方針に基づき、MRHとのさらなる連携の下、三井物産本体で推進しているデジタル技術を用いた消費者向けサービス、消費者物流事業への取り組みや、新たな価値の創造に挑戦していく。

今回の資本統合による上記4社の組織および各社事業運営に変更はないという。

■三井物産流通ホールディングス
本社所在地:東京都港区虎ノ門1-21-19 東急虎ノ門ビル
設立年:2020年6月
代表取締役社長:植田 勲
事業内容:グループ各社の管理統括
資本金:
1億円

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