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withコロナの店選び/店で感染対策確認65%、必須の対策2位「マスク徹底」

2020年09月15日 16:30 / 経営

リクルートライフスタイルの調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は9月15日、「第2回外食実態調査」結果を発表した。

第1回目の調査(6月)時に比べ、8月初旬の外食意向「外食をしている、するつもり」は50.7%でやや減少、飲食店の感染症対策を気にする人は増加している。

withコロナ時代の店選びについて、ホットペッパーグルメ外食総研では、「飲食店の利用については、6月時点と比較して衛生対策への関心の高まりが顕著。気にすることトップ10の7項目では前回よりスコアが高く、特に『従業員のマスク着用』は大きくスコアが伸びた」と分析している。

店選びの際に「感染対策がされているかどうか」気にする人が増加

<店選びの際に感染対策がされているかどうかを確認>
店選びの際に感染対策がされているかどうかを確認

店選びの際に「感染対策がされているかどうか、事前にインターネットで確認する」は43.0%、「店頭でステッカーやポスターなどを確認する」は45.5%、「実際にお店の様子を見て確認する」は65.8%となっている。

<店選びの際に感染対策で気にすること>
店選びの際に感染対策で気にすること

店選びの際に感染対策で気にすることの1位は64.7%で「席の間隔が空いているか」(前回1位、54.0%)、2位は57.4%で「店内に消毒用アルコール等が用意されているか」(前回4位、43.1%)、3位は55.6%で「従業員のマスク着用の徹底」(前回5位、42.9%)だった。

<「席の間隔が空いているか」を最も重視>
「席の間隔が空いているか」を最も重視

「この対策がされていなければその店には行かないようにする」といった衛生対策で絶対に満たしてほしい条件に関する問いには、「席の間隔が空いているか」(42.2%)、「従業員のマスク着用の徹底」(39.8%)、「店内に消毒用アルコール等が用意されているか」(37.7%)が上位に挙がった。

今食べたい1位「ラーメン」2位「焼肉」

現在の外食実施意向については、「外食をしている・するつもり」(「以前と変わりなく」と「以前より頻度低く」の計)の人は50.7%(前回54.0%)と、第1回調査結果(6月実施)と比較するとやや減少した。

今現在、それぞれの料理をどの食べ方で食べたいと思うかを聞いた質問では、外食で食べたい料理は1位「ラーメン」(48.4%)、2位「焼肉」(44.6%)、3位「フレンチ・イタリアン」(42.5%)だった。

■第2回緊急事態宣言解除後の外食実態調査
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:全国47都道府県に住む20~59歳の男女(マクロミルの登録モニター)
調査時期:2020年7月31日~8月1日
有効回答数:1032件(男性516件、女性516件)

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