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イズミ/第2次中計2025年度営業収益8300億円・営業利益450億円目標

2021年04月14日 14:00 / 経営

イズミは4月13日、2021年度~2025年度の第2次中期経営計画を発表した。

2021年3月から2026年2月までの5カ年計画で、計画最終年度の2026年2月期には営業収益8300億円、営業利益450億円(営業利益率5.7%)を目指す。

<2025年度営業収益8300億円・営業利益450億円目標>
2025年度売上高8300億円・営業利益450億円目標

既存店のリニューアル・スクラップ&ビルド、DX、次世代SCの開発を推進。2025年度デジタルコマースの取扱高は300億円、顧客との関係も強化しアプリ会員300万人を目標に設定した。

5年間の総投資は1500億円を予定。内訳は、スーパーマーケット出店390億円(31店舗出店)・活性化100億円(対象87店舗)、GMS出店400億円(2店舗)・活性化170億円、DX200億円、M&Aなどグループ戦略160億円、省エネ・プラスチック削減といったESG80億円となっている。

<5年間の総投資は1500億円を予定>
5年間の総投資は1500億円を予定

スーパーマーケットは、カートレジ、サイネージ活用などのデジタル施策で顧客利便性を向上させる。EDLP強化、惣菜新工場活用、物流効率化でグループの成長ドライバーとして、シェア向上を図る。

GMSは、次世代に向けての新しいゆめタウンを開発。新しい社会環境に適したニューノーマル時代の施設、地元交流を体感するまちなか連携拠点、「学べる・遊べる」三世代に楽しい空間を目指すという。

EC市場拡大への対応として、店舗連動型セレクト通販「ゆめオンライン」を昨年4月刷新したのに続き、2021年6月には地域密着型デリバリーサービス「ゆめデリバリー」を稼働予定。店舗から15分商圏の自宅への配送・店舗受け取りで顧客利便性を向上させるデジタルコマースを実現する。

ゆめオンライン専用倉庫、ゆめデリバリー生鮮専用出荷センターも将来的に開設を検討している。

2030年長期ビジョンとして、中四国・九州エリアを軸に300店舗体制を実現、営業収益1兆円、営業利益率6.0%を掲げた。

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