サイゼリヤ、ハイサーブウエノ/食堂業の産業化を目指し合弁会社「CSsT」設立
2022年05月27日 15:30 / 経営
イタリアンレストラン「サイゼリヤ」を展開するサイゼリヤと厨房設計や厨房機器販売などを行うハイサーブウエノは5月26日、合弁会社「CSsT」を設立したと発表した。新会社の資本金は3000万円で、出資比率はサイゼリヤ66.67%、ハイサーブウエノ33.33%となる。
合弁会社CSsT(シーエスエスティー)は、技術で食堂従事者の夢をかなえる(笑顔を広げる)ことを目指す。サイゼリヤとハイサーブウエノが開発してきた厨房技術を中心に厨房システムを提供する。
サイゼリヤは、店舗で働く人が働きやすい厨房環境開発に精力的に取組み、生産性を高める仕組みを構築してきた。ハイサーブウエノは、厨房システム作りを専業とし、世界一安全な厨房製品を作るという方針の元、生産性の高い厨房作りを提供してきた。
第一弾として、サイゼリヤで導入の進む、清掃レスグリストラップ「グリスシールド(GS)」を提供する。また、GSを導入することにより、厨房と客席間の床段差を無くす「フリーフラット厨房」のノウハウも提供する。
従業員が喜び、生産性の高い厨房システムをともに創り上げ、コロナ禍で疲弊した飲食業界に勇気を与え、「食堂業の産業化」を実現するという。
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