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日本生協連/レトルト食品14種の外箱省き、年間約44トン紙資源削減

2022年07月25日 10:40 / 経営

日本生活協同組合連合会は7月25日、コープ商品の紙資源削減の取り組みの一環として、8月までにレトルト食品「中華料理の素シリーズ」「釜めしの素シリーズ」「まぜご飯の素シリーズ」全14種類の紙製外箱をなくすと発表した。

<外箱を使わず、パウチにカラー印刷を施す>

21年度の出荷数383万個(供給実績5億6600万円)を突破した人気のレトルト食品シリーズ全14種のパウチに印刷を施し、紙製の外箱を省くことで、シリーズ全体で年間約44トンの紙資源を削減する。

日本生協連は、2030年に向けた各原料資材などの持続可能な調達目標を定めた「コープ商品の2030年目標」の中で、コープ商品に使用する紙(製品・容器包装・段ボール材)の100%を再生原料または森林認証品による調達原料とすることを掲げている(2021年度進捗:87.5%)。日本生協連では、コープ商品に使用する紙の原料見直しと合わせて、紙資源の使用量削減にも取り組むことで、より環境に配慮した商品開発を推進していく。

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