リンガーハット/京都四条河原町店が食品廃棄ゼロ京都プロジェクトに参加
2022年11月08日 11:00 / 経営
リンガーハットは11月8日、公益財団法人Save Earth Foundationと協力し、「リンガーハット京都四条河原町店」が食品廃棄ゼロエリア創出の推進モデル事業「食品廃棄ゼロ京都プロジェクト 食品ロスゼロ×食品リサイクル100%」の活動に参加すると発表した。
<公益財団法人Save Earth Foundation>
リンガーハットでは、店舗における食品ロスを無くすため、「食材を使い切る」「食べ残しを出さない(食べ残しの持ち帰り)」「ごみ排出や使い捨て商品の削減」などの取り組みを独自に行ってきた。
今回、同店が参加する食品廃棄ゼロ京都プロジェクトは、地域の店舗・施設、京都大学、京都市と連携し、「食べ残しゼロ啓発」、「食品残さ・食品ロス計量による発生原因の特定と抑制」、「CO2削減を同時に果たす食品残さの共同回収・リサイクルの取り組み」などの食品廃棄削減や共同食品リサイクルループの構築に取り組み、「食品ロスゼロ×食品リサイクル100%」を目指す活動となる。
これまで外食産業の食品廃棄は種類や量の正確なデータがなく、原因の追究や削減への対処が的確に行われずに食品廃棄物として処理されていた。そこで同プロジェクトでは、外食店舗から排出される食品廃棄物を「調理などで厨房から出る食品残さ(調理に伴う食品残さや調理ミス)」、「仕入れたのに未使用で廃棄する食材(賞味期限切れ食材)」、「客席から出る顧客の食べ残し」の3つに分別し、食品廃棄の発生場所を明確化。京都大学と協力して発生原因の特定と抑制による食品ロス削減・リサイクル推進を図る。
また、京都市と連携し、「京都食べ残しゼロ推進店舗」活動に取り組み、顧客とのコミュニケーションによる食品ロス削減を行う。この活動により、SDGs目標12の「一人当たりの食品残さを半減」、「予防、削減、リサイクル、リユースにより廃棄物の排出量を大幅に削減」、「持続可能な開発および自然と調和したライフスタイル」へ貢献していく。
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