ユニー/おつとめ品シール廃止「売り尽くし」で食品ロス削減訴求

2023年02月06日 13:00 / 経営

ユニーは2月6日、総合スーパー「アピタ」など全132店舗(アピタ64店舗、ピアゴ66店舗、ユーストア2店舗)で、食品の見切り(売れ残り商品の値段を切り下げて販売すること)に使用している赤色の「おつとめ品シール」を廃止し、2月20日より順次、緑色の「売り尽くし価格シール」を導入すると発表した。

<食品の値引きシールデザインが変更に>

見切り品は、消費期限や賞味期限が近づいていても、購入してすぐに食べる場合には問題がない商品。これらを優先的に購入することで、販売期限が過ぎて廃棄する商品を減らせる。ユニーが新たに導入する値引きシールでは、顧客に食品ロス削減への協力を訴える。地球にも家計にもメリットのある見切り品を積極的に購入してもらえるよう、緑色の「売り尽くし価格シール」で訴求。デザイン変更により、赤い「おつとめ品シール」が張られた商品を購入するのが恥ずかしいというイメージも払拭する。

シール本体には、環境に優しい素材「FSC 認証ラベル」を使用。店舗に在庫が残っている赤色の「おつとめ品シール」は廃棄せず、全て使い切った後に緑色の「売り尽くし価格シール」へと移行するため、店舗により導入開始時期は異なる。

■ユニーの関連記事
ユニー/愛知県「ピアゴ東刈谷店」刷新、冷凍食品・総菜・靴を強化

流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。

メルマガ無料登録はこちら

経営 最新記事

一覧

ユニーに関する最新ニュース

一覧

アピタに関する最新ニュース

一覧

食品ロスに関する最新ニュース

一覧

最新ニュース

一覧