平和堂/滋賀大学・三井住友カードと連携、需要予測の高度化など目指す
2023年09月14日 11:34 / 経営
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平和堂、国立大学法人滋賀大学、三井住友カードの3者は9月14日、データサイエンスによる消費行動の解析、およびマーケティングの高度化を目的とした連携協定を締結した。
<連携イメージ>
データサイエンスとは、データ分析に関する学問分野を指す。情報通信技術の発達により、あらゆる分野で高度なデータ分析力とその応用力が求められるなか、研究・教育両面での、データサイエンスに関する産学連携の重要性はますます高まっているという。同大学は、2017年にデータサイエンス学部を日本で初めて創設。日本のデータサイエンス分野をリードするとともに、国内外のさまざまな企業とのアライアンスを進めている。
今回の協定では、滋賀大学と平和堂による共同の消費統計データ分析と、三井住友カードの消費統計データおよび分析知見の提供により、顧客分析や需要予測の高度化を実現し、顧客へのサービス向上や在庫最適化といった小売事業の課題解決を目指す。
平和堂は、日々の買い物を通じて築かれる顧客との関係性、「健康」「子育て」「高齢者」をテーマに、膨大な決済データからデータサイエンスを用い、顧客ニーズにあわせた新たな「おもてなし」を図る。今後は、三井住友カードのキャッシュレスデータと平和堂のPOSデータを活用した、次世代のマーケティングやビジネス課題解決のための共同研究をはじめ、滋賀大学・平和堂・三井住友カード間におけるインターンシップなど3者交流による人材育成にも取り組んでいく。
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