クオール/医療事務職員を店舗責任者に任命する新人事制度
2023年10月11日 14:07 / 経営
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クオールホールディングスの中核子会社であるクオールは10月10日、医療事務職員(以下MC=メディカルコンシェルジュ)を店舗責任者に任命する人事制度を10月から開始したことを発表した。
<MCも店舗責任者に就任可能に>
同社は、職種を問わず、業務遂行に求められる能力をもつ従業員の活躍の場を広げたいと考えており、労働環境の多様化、人財開発の促進を目指す。
地域に根差して活躍する経験豊富なMCは、周辺住民や医療機関、従業員同士と良好な関係性を築き、店舗運営に貢献している。そこで同社は、これまで薬剤師に限られていた店舗責任者の任命要件を改変し、保有資格によらず店舗ごとに最適な従業員を店舗責任者とする人事制度を導入した。
具体的には、MCから昇格した店舗責任者を「ファーマシーマネージャー」、薬剤師から昇格した店舗責任者を「薬局長」とそれぞれ呼称する。店舗責任者の人数自体は、これまで通り各店舗1名ずつ。
新役職「ファーマシーマネージャー」は、労務管理・店舗運営・経営管理・人財育成といった、店舗運営の屋台骨となる役割を担う。登録販売者の資格を保有するなど、クオール独自の要件をクリアした職員が任命される。業務内容は「薬局長」と同等で、待遇(役職手当)も同等になる。
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