マクドナルド/プラ製手提げ袋有料化、紙カップのリサイクルも実験開始
2024年02月19日 16:39 / 経営
日本マクドナルドは2月19日、「2050年までにネット・ゼロ・エミッション達成」に向けた中間目標として、2030年までに店舗・オフィスにおける温室効果ガス排出量を50.4%削減(2018年対比)すると発表した。
目標達成に向けた具体的な取り組みとして、2024年4月より、長崎県内全店舗(佐世保基地店を除く23店舗)にて、プラスチック製手さげ袋を有料化(サイズ問わず1枚につき税込み5円)する。また、マックフルーリーの新パッケージの導入を埼玉県の23店舗にて行う。
紙カップを店舗にて回収し、リサイクルするテストも東京都の一部店舗にて実施する。
さらに、店舗において、省エネ機器の計画的な入れ替えを実施。2024年は、エアコン使用量を制御するデマンド機器のテスト設置、全国一部の店舗の駐車場にて、DMM EV CHARGEの急速充電器・普通充電器を導入する。急速充電器に関しては、最新モデル90Kwの1基の充電器で、同時に2台のEV車充電が可能なモデルを導入する予定だ。
再生可能エネルギーの導入として、店舗における太陽光パネルのテスト設置を拡大。再生可能エネルギー由来の電力調達を進めるコーポレートPPAの契約締結を検討しているという。
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