サイゼリヤ/不正アクセスで取引先や従業員の個人情報漏えい

2024年12月11日 14:01 / 経営

サイゼリヤは12月10日、サーバーへの第三者による不正アクセスにより、保有する個人情報の一部が漏えいしたと発表した。

漏えい等が発生、もしくは発生した恐れがある個人情報は「氏名、住所、メールアドレス、電話番号」等で、対象者は、取引先企業、関係者等が2234件、従業員、元従業員、その家族に関する件数は5万8853件。

なお、利用客に関する個人情報は漏えいしていない。

自社サーバーにおいて、10月5日以降システム障害が発生し、一部のサービスが停止した。この原因について、外部の情報セキュリティ対策企業へ調査を依頼したところ、10月13日に、第三者からの不正アクセス(いわゆるランサムウェア攻撃)を受けた事実が確認された。

一部サーバーがマルウェアに感染したことで、第三者が不正にアクセスできたものと考えられる。

現在、不正利用等による二次被害に関する報告はないが、不審な連絡等には十分に注意するよう呼び掛けている。

これまで、外部の情報セキュリティ対策企業の支援を受けながら、漏えいした可能性がある個人情報等やその他の情報、影響範囲等を特定するため調査していたが、保有する個人情報の一部漏えいが判明したことを受け、個人情報保護委員会に報告するとともに、警察への相談を行った。

また、外部の情報セキュリティ対策企業に相談・依頼して、事件に係るさらなる内部調査と原因分析、対応策を検討中だ。さらに、法律事務所に相談の上、当局への対応を含めた法的対応・措置を検討している。

サイゼリヤ/サーバーでランサムウェア攻撃の被害確認、個人情報漏洩の可能性

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