メルカリ/匿名配送サービスを開始
2016年01月20日 21:10 / トピックス
フリマアプリ「メルカリ」を運営するメルカリは1月18日、匿名配送サービスの対象者をすべての利用者に拡大した。
昨年9月から、一部対象者に試験運用していた「らくらくメルカリ便」の匿名配送サービスを拡大する。
「メルカリは実際のフリーマーケットのように、出品者はスマートフォンのカメラを使い簡単に出品でき、購入者はそれらを安全に買物できるスマートフォン向けフリマアプリ。ダウンロード数は日米合算2900万、月間の流通額は数十億円に達し、日本最大のフリマアプリとなっている」(同社)。
匿名配送サービスは、出品者・購入者ともに互いの住所や氏名などの個人情報を伝えることなく配送できる安心・安全な配送サービス。
「らくらくメルカリ便」の利用時には、配送ラベルに互いの個人情報を記載することなく、荷物が配送できる。
匿名配送サービスは、メルカリとヤマト運輸が住所などのデータを連携することで、送り状に出品者と購入者のお互いの住所が記載されていなくても荷物を送ることが可能になった。
かねてより「見ず知らずの人に住所を伝えるのが不安」という匿名配送への要望があり、昨年9月からの試験運用期間を経て、対応の準備が整ったという。
現在、「らくらくメルカリ便」の受付はヤマト運輸直営店のみだが、「ヤマト運輸セールスドライバーによる集荷」「コンビニエンスストアでの発送の受け付け」も順次、対応する予定だ。
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