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西武鉄道/所沢駅東口駅ビル計画決定、第1期2018年春完成

2016年02月16日 23:22 / トピックス店舗経営

西武鉄道は2月15日、所沢駅周辺エリアの社有地における「所沢駅東口駅ビル計画」の事業内容を決定した。

<外観>
外観

新たに線路上空と東口社有地に加え、既存の店舗などを解体した敷地を活用して、線路上空には地上3階、東口には地上5階建(店舗1~4階、駐車場4・5・屋上階)の鉄道施設を挟んだ東西を一体化した駅舎と商業施設からなる複合施設の開発をおこなう。

事業費は268億円。

<東口外観>
東口外観

<改札前吹き抜け>
改札前吹き抜け

店舗面積は約1万8500m2の規模で、生鮮食品・グロサリーに加え、所沢市の市民サービスコーナーなど日々の生活をサポートするサービス、パレル・ファッション、雑貨、書籍、カフェ・レストランなど、約120区画の多様なテナントを集積した4層からなる店舗フロアを構成する。

<既存改札前>
既存改札前

<北側吹抜(2F)>
北側吹抜(2F)

駅から商業施設の北側へ直接出入りできる改札の設置など、利便性の向上とともに、広場の整備など憩いの場を提供し、次世代型の駅ビルを目指す。

<西口駅前日理場からイメージ(上)、線路方向から見たイメージ(下)>
西口駅前日理場からイメージ(上)、線路方向から見たイメージ(下)

駐車場は、建物の上層階に設置し、駅周辺の道路渋滞を考慮し出入り口を2か所設置する予定。

駐輪場も商業施設の南北に複数個所設置する。

なお、住友商事と共同で推進し、今後、西口開発計画も合わせた所沢エリアの商業施設開発計画を住友商事グループが持つ大規模商業施設の豊富なノウハウと、沿線マーケットを熟知した西武グループが持っショッピングセンター、駅ナカ駅チカ商業施設の開発・運営ノウハウを融合し、これからの所沢エリアにふさわしい商業施設づくりを進める。

■「所沢駅東口駅ビル計画」(予定)
所在地:埼玉県所沢市くすのき台1-1-1他
敷地面積:約39,400m2
延床面積:約116,000m2
(増築:約66,400m2、既存:約49,600m2)
構造:鉄骨造
階数・高さ:地上5階・地下2階29.65m
店舗面積:約18,500m2
店舗数:約120店舗
駐車場:約500台
駐輪場:約1,600台
工期:2016年8月~2020年6月(予定)
開業時期:
Ⅰ期2018年春(予定)
II期2020年夏(予定)
事業主:西武鉄道
運営者:住友商事グループ、西武プロパティーズ

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