大塚勝久会長は「すべての道の始まりである日本橋から、思いを共にする仲間とともに、新しい事業を始める。匠大塚には、モノづくりに対するこだわりがある。父も桐たんすづくりの名人と呼ばれ、その家具を使う人の生活に、自分の家具がどう生きるのか、こだわりを持っていた。熟練の技は、世代を超えて生き続ける。匠の想いはここにある」とあいさつした。
大塚勝之社長は「ソファ、ベット、カーテン、カーペットなど、家具・インテリアの世界の一級品をあつかう。インテリアコーディネーター、設計事務所などと提携し、コントラクトビジネスも進める。ほかでは、知りえない、たくさんのノウハウも伝えていく。アフターサービスの取り組みを進め、ハイエンドのBtoB市場を開拓する」と述べた。
大塚会長は「前の会社(大塚家具)とは、競争したくないと思い、商品のほとんどは大塚家具にない商品をそろえた。同じ工場のものは非常に少ない」と語る。
建物を建築する設計事務所や建築家の仕事の課題の一つとして、ブランドやメーカーを横断して、家具・インテリアを1か所で見れる場所がない点に着目した。
飛騨高山の家具のそばに、北海道旭川の家具を展示するなど、これまでの家具専門店にはない商品コーディネートが特徴という。
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