郊外型店舗は1万~1万2000SKUの商品を展開するが、中目黒店は、低価格帯の商品を置かずに、中価格帯の商品を中心に展開することで、約5000SKUに絞り込んだ。
システムキッチンなど一部のカテゴリーを削除し、各部門の売れ筋商品を集めたことで、アイテム数の削減を行った。
都内の中心地である中目黒に出店することにより、今までニトリを利用したことのないお客にニトリを知ってもらう機会にしたいという。
中目黒店では、20代~30代の女性に支持されるおしゃれな店舗を目指した。オープン日は、開店前に約100人のお客が行列し、開店後もレジ待ちの行列があった。
1階は、店舗の窓側にトータルコーディネートルームを配置。ダイニング用品、キッチン用品、バス・トイレ用品、洗濯・掃除用品、収納用品、照明器具、インテリア小物、フラワーガーデン用品、クッション、季節用品を展開する。
購入頻度が高い、日用品、インテリア小物を1階に配置することで、来店頻度を高める。
2階も、店舗の窓側にトータルコーディネートルームを配置。自然光が差し込む環境で、コーディネートの色合いを分かりやすく表現した。
ホームオフィス家具、洋服・整理タンス、ベッド、ダイニングテーブル・イス、ソファ・リビングテーブル、寝具・寝装品、カーペット・敷物、カーテンブラインド、座イス、TVボード、サイドボード、季節家具を展開する。
居抜き出店で既存物件を活用したため、店内の天井高は約2m50cmと低くなっている。中目黒の立地特性もあり、商品陳列棚として、高さ150cmで人の身長よりも低いゴンドラを採用した。
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