店舗面積は64.35m2、客席数は26席、営業時間は月~土7時~23時、日祝8時~22時。
通常メニューは10時から23時まで販売。7時~10時は朝食に対応し、はかた一番鳥のお粥(朝)(580円)、オマール海老の味噌汁(580円)を販売する。平均客単価は1000円程度を想定する。
メニューは季節ごとに入れ替えをする予定で、夏は冷汁など、冷たい汁ものも提供する予定だ。
スープストックトーキョー取締役社長の松尾真継氏は「今年2月に行ったSoup Stock Tokyo事業の分社化を受けて、Soup Stock Tokyoのブランドを再構築しようと思った。自分たちの想いだけでなく、これまでお客様からいただいた声も生かす中で、和のSoup Stock Tokyoを開発した」と語る。
Soup Stock Tokyoは1999年に、スマイルズが食べるスープの専門店として1号店をお台場ヴィーナスフォートにオープンした。創業から16年を経て、よりお客から共感されるブランドに進化するために分社化し、スープストックトーキョーを設立している。
洋風のスープを中心に販売する中で、「味噌汁はないのか」「和風のスープもほしい」といった声があった。Soup Stock Tokyoでは、スープと共にご飯かパンを提供しているが、ごはんを選ぶ人が全体の約60%となっている。
新米の時期は約70%がスープとご飯を注文しており、店舗で提供する「白胡麻ご飯」のレシピを知りたいという声もあった。
松尾社長は「Soup Stock Tokyoでも、期間限定でハモを使用した澄まし汁など、和風のスープも提供してきた。ただ、洋風メニューが中心で和風のメニューもあることがうまく伝わっていなかった。一度、和のスープもきちんと提供できることを表現するためにも、おだし東京を開発した」と語る。
また、Soup Stock Tokyoで、ご飯の注文が多いことから、ご飯をよりおいしく食べるという観点もメニュー開発で考慮したという。
分社化をした今年は、お客との対話をひとつの方針として打ち出した。
松尾社長は「忙しい都会のビジネスパーソンが、Soup Stock Tokyoに来ることで自分の時間をちょっとでも取り戻すような店舗を目指している。アルバイトやパートナースタッフとの会話も重要な要素だと考えている」という。
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