佐藤かまぼこ店/自己破産申請、負債1億円
2018年02月26日 09:41 / トピックス
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帝国データバンクによると、佐藤かまぼこ店は2月16日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。
同社は1962年5月に創業。1976年7月に法人改組した大分県の練り製品製造業者。
臼杵市内、大分市内のスーパーなどを得意先とし、自社製品のかまぼこ、天ぷら、ちくわに加え、ハモの皮巻などを主力商品に年売上高は約6000万円を計上していた。
しかし、近年は同業他社との競合、練り製品の消費の落ち込みなどにより2017年6月期の年売上高は約3500万円まで減少、採算確保が厳しい運営が続いていた。
こうした状況下、金融機関や親族からの借入で資金繰りを調整してきたが、収益性の改善が進まず事業継続が困難となり、今回の事態となった。
負債は2017年6月期末時点で約1億円だが、その後変動している可能性がある。
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