イオンモール幕張新都心前/2024年新駅開業、イオンが設置費用を半額負担
2018年04月24日 18:14 / トピックス
千葉県、イオンモール、千葉市で構成する「幕張新都心拡大地区新駅設置協議会」は4月20日、JR東日本と幕張新都心拡大地区新駅設置に関する基本協定書を締結した。
新駅は、海浜幕張駅と新習志野駅のほぼ中間点にあるイオンモール幕張新都心前に設置されるもので、2017年1月31日に基本調査結果を発表している。
新駅と自由通路を整備する計画で、概算事業費は、新駅約130億円、自由通路約50億円、合計約180億円。
今回は、新駅の駅舎建設費についての費用負担割合で合意をした。自由通路については、今後も継続協議となった。
駅舎建築費の半額をイオンモールが負担し、残りをJR東日本、千葉県、千葉市で、各6分の1ずつ負担する。
新駅は、地元からの要望に基づく請願駅で、基本的には設置費用は請願者負担となる。
JR東日本が請願駅の設置費用を負担するのは、川崎市のJR南武線「小田栄」駅、栃木県足利市のJR両毛線「あしかがフラワーパーク」駅に続く、3例目という。
2018年度中に概略設計を実施、2019年度から約1年半をかけ詳細設計を行う。概算工期は約6年と想定しており、順調にいけば2024年度中に新駅が設置される予定だ。
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