イトーヨーカドー/即食・簡便商材強化、瀬谷駅前にイートイン併設の「食品館」
2018年03月30日 16:00 / 店舗レポート
イトーヨーカ堂は3月31日、神奈川県横浜市瀬谷区の相模鉄道本線瀬谷駅前に、駅直結の商業施設「食品館イトーヨーカドー瀬谷店」をオープンする。
食品館瀬谷店は、瀬谷駅に店舗2階の連絡通路から駅に直結する店舗で、セブン&アイ・クリエイトリンクが駅前に開発した3フロアの商業施設に出店する。
1階、2階に食品館を展開し、3階には、保育園、歯科、カットハウス、リラクゼーション、英会話、洋服のお直しといったサービス店舗を集めた。
直営売場は1階の生鮮食品と2階の総菜・イートインで、合計の売場面積は1053m2。取扱アイテム数は、生鮮・デリカ約4000アイテム、加工・一般食品約6000アイテム、合計約1万アイテムを販売する。
県道401号線などの主要幹線道路にも近接しており、地域住民や駅利用者が便利に利用できる店舗を目指す。
駅直結という特殊立地の特性に合わせた店舗で、瀬谷店独自の取り組みを展開する。2階は、「お仕事帰りにパッとお買い物!手作りの味でおいしく食卓サポート」のフロアと位置付けた。
瀬谷駅周辺には、気軽に利用できるカフェが少ないといったお客の声に対応し、タリーズコーヒーを誘致した。タリーズコーヒー前には、食品館のイートインスペース(28席)を設置した。
イートインスペースは、直営のベーカリー売場に隣接して配置した。ベーカリーには専用レジを設置し、パンの会計のほか、ソフトクリームやセブンカフェの販売もする。
ベーカリーでは、ランチ向けのバゲットサンド、コッペパン、子どもに人気の菓子パン、総菜パンなど、常時約30種類のパンを販売する。
瀬谷店限定の商品として、ワッフルを販売。プレーン・ショコラ・抹茶ホワイトチョコ・メープル各税込108円、チョコレート・アーモンド・チョコチップ・ストロベリーショコラ各129円で販売する。
ワッフルは、作り立ての商品を提供しやすい商品であることから、瀬谷店で実験的に導入した。
2階入口の壁面には、デリカ売場を配置、冷やし麺、そば・うどん、サンドイッチ、チルド弁当、おにぎり、弁当、海鮮丼、寿司を配置した。
駅前立地であり、コンビニ的に短時間で利用したいニーズに対応するため、壁面にはコンビニでも売れ筋の商品を配置した。コンビニとの違いを打ち出すため、イトーヨーカドーのオリジナル商品を投入した。
寿司と海鮮丼は、総菜部門ではなく鮮魚部門が担当し、鮮魚部門が仕入れた鮮魚を使用した商品を提供する。
総菜売場の店舗面積は、156m2で部門別では最大面積を展開する。通常のヨーカドーの部門別売上構成比で、デリカは8~8.5%、寿司は2.5%程度だが、瀬谷店では、デリカ15.0%、寿司5.2%、合計で20.2%の売上構成比を目指す。
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