キリンビール/「本麒麟」発売約3カ月で1億本を突破
2018年06月04日 11:35 / 商品
キリンビールは6月1日、今春に発売した「本麒麟(ほんきりん)」(350ml缶、500ml缶)が、3月13日の発売から約3カ月で年間目標の5割を超える1億本(350ml缶換算)を突破したと発表した。
「本麒麟は、力強いコクと飲みごたえにこだわり、本格的なうまさを追求した商品」(同社)。
発売月の販売実績が当初販売計画の1.5倍を記録するなど好評となり、製造工場を従来のキリンビール北海道千歳工場、仙台工場、取手工場、名古屋工場、神戸工場、福岡工場に加え、横浜工場、滋賀工場、岡山工場を追加し、増産体制も強化した。
発売から3カ月が経っても販売好調で、ついに出荷本数は1億本を突破した。これは、キリンビールの新ジャンル史上2番目の販売スピードで、「キリン のどごし<生>」以来の13年ぶりの大型新商品となったという。
キリンビールの調査によると、「本麒麟」を飲用したお客の93%から「うまさに驚いた!」と好意的な評価を得ている。
「本麒麟」は新ジャンルの商品でありながら、ビールに期待される力強いコクと飲みごたえを実現した商品で、ドイツ産ヘルスブルッカーホップを一部採用することで上質な苦みを実現し、主要新ジャンル商品より1.5倍の時間をかける長期低温熟成により、雑味を低減し、よりコクが感じられる味わいに仕上げた。
上質で、お客の目にも留まりやすい「赤」のパッケージカラー、中央にあしらった「本麒麟」のロゴ、キリンの聖獣に本格感・品質感を感じると、好評だという。
CM総合研究所による調査では、3・4月度のCM好感度「アルコール」銘柄で、「本麒麟」のTVCMは2カ月連続1位に選ばれた。
「本麒麟」は、「ビールに近い味覚(高品質)」を求める新ジャンルユーザーのニーズを充足する新商品として、新ジャンルカテゴリー価値領域の拡大と、市場の活性化を目指す。
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