銀座三越/オンラインと実店舗で服のシェアリングサービス開始
2018年06月04日 12:20 / IT・システム
富士通は、スマホアプリを通してオンラインと実店舗で商品のシェアリングを実現するシステムを開発し、三越伊勢丹の従業員向けに6月18日より、顧客向けに8月1日から、同システムのトライアル検証を開始する。
今回開発したシステムでは、アパレルメーカーや百貨店が商品データを登録するだけで、スマホアプリを利用したシェアリングサービスを簡単に始めることができる。
顧客は、同サービスを通じて、普段馴染みのない服を実店舗で試着し、スマホアプリで手軽にレンタルすることが可能となる。
また、実店舗の販売員(以下、スタイリスト)がチャットでコーディネートを提案するなど、既存顧客や潜在顧客に対して実店舗の強みを活かした付加価値を提供する。
トライアル検証では、顧客は、スマホアプリを利用して、銀座三越で取り扱う対象商品に付いたQRコードを読み取り、商品をレンタル(有料)できる。
実店舗でお気に入り登録した商品やアプリ内で検索して興味をもった商品を、実店舗の営業時間外も含め、スマホアプリを通じてレンタル予約が可能。
さらに、バーチャルコーディネートやチャットを通じたスタイリストへのスタイリングの相談ができる機能などの活用も検証する。
シーンや目的に応じた特別な日の上質な装いのコーディネートをサポートし、銀座三越ならではのおもてなしを体験してもらうことを目指す。銀座三越3階で実施する。
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