セブン&アイ/スマホ決済で新会社「セブン・ペイ」設立
2018年06月21日 14:50 / IT・システム
セブン&アイ・ホールディングス傘下のセブン・フィナンシャルサービスとセブン銀行は6月21日、共同出資により新会社「セブン・ペイ」を設立したと発表した。
セブン&アイグループは、事業環境の変化に対応したデジタル戦略に取り組んでおり、その一環として、スマートフォンをツールとした新たな決済サービスを提供する会社を設立した。
現在、現金、電子マネーnanaco、クレジットカード決済に対応しているが、セブン・ペイを設立することで、新たな決済サービスとしてスマホ決済を導入する。
セブン・ペイは、プリペイド式の決済サービスを想定しており、セブン銀行ATMを活用した現金によるチャージやセブンカードを活用したクレジットによるチャージも検討している。
6月から、セブン-イレブンアプリ、イトーヨーカドーアプリを一新しており、スマホ決済という特性を生かして既存のアプリと連携したサービス提供も検討しているという。
今後、さらに検討と準備を進め、関係当局に必要な手続きを経て、早期にサービスを開始することを目指す。
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