ローソン/北海道地震で600店が停電、日没後は一時休業も
2018年09月06日 19:20 / 経営
ローソンは9月6日、同日北海道で発生した地震への対応状況を発表した。
北海道内には664店のローソン店舗があり、地震発生時点で、約300店が停電等の影響により一時休業した。
現在では店舗設備の点検を終え安全が確認され、随時営業を再開している。
依然として、約600店舗が停電中だが、日中は営業を行い、日没後は一時休業する店舗もある。
停電中はレジが使用できず、簡易端末を使用しているため、一部サービスを中止している。
停電時に利用できないサービスは、レシート発行、ポイントの登録・利用、クレジットカード・クオカード・電子マネーの利用、バーコード決済、収納代行・ゆうパックなどの受付、マルチメディア端末「Loppi」を使用したサービス、ATMの利用、コピー・FAX・Free-WiFiなどの利用、ギフトカードの販売など。
多くのお客が来店しているが、工場の停電などにより、十分な商品を用意できずに、お客に迷惑をかけている。
9月6日の午後には3割程度の店舗に弁当やおにぎりを配送した。今晩、北海道内の全店に飲料とカップ麺を納品する。
旭川の米飯工場では電力供給が再開し稼働したため、今後、店舗への配送を開始する。
北海道庁からの要請に基づき、緊急支援物資として、水550mlペットボトル3000本、カップ麺3000個を関東から空輸(自衛隊機)で、むかわ町、安平町、倶知安町、京極町へ届ける予定だ。
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