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サミット/AI通訳機「ポケトーク」全店に導入

2020年03月23日 12:50 / 経営

サミットは3月23日、海外からの顧客への接客をスムーズに行うため、ソースネクストのAI通訳機「POCKETALK(ポケトーク)」の導入をサミットストア全店(117店舗)に拡大すると発表した。

<AI通訳機「ポケトーク」全店に導入>
AI通訳機「ポケトーク」全店に導入

2019年9月、国際スポーツイベントに合わせて12店舗にテスト導入したところ、1日平均1~2件の利用があり、イベント閉幕以降も利用が継続されている店舗が多いことから、全店への導入を決定したもの。

顧客対応での利用事例トップ3は、1位「決済時のトラブル対応」、2位「商品説明」、3位「困っていそうな顧客への声掛け」、番外編「外国人技能実習生とのコミュニケーションにも活用」だった。

<画面に翻訳を表示することも可能>
画面に翻訳を表示することも可能

「POCKETALK(ポケトーク)」は、インターネット上の最新、最適なエンジンと AI(人工知能)を用いるため、相手の国の言語を選び、ボタンを押しながら日本語で話しかけるだけで、瞬時に外国語へ音声と文字とで変換する(各国の時勢の影響や通信環境の状況によって、翻訳に時間がかかったり、利用できない場合があり)。

また、カメラで文章を撮影することで、画面に翻訳を表示することも可能。これまで外国人観光客には、外国語ができる従業員が対応したり、翻訳アプリを使用したりして接客していたが、複雑な内容を説明しきれないことが課題だった。

特に「決済」関連の対応では、納得できるくまで何度もやり取りをするため、解決までに時間がかかる場合があったが、今回の導入で、顧客を待たせることなく的確に対応できるようになったという。

■導入内容
時期:2020年3月21日(土)以降、順次導入
店舗:サミットストア全店(117店舗)
機種:「POCKETALK(ポケトーク)S」
※ 既に「POCKETALK(ポケトーク)W」を導入していた12店舗にも改めてSシリーズ(2019年12月発売の新型)を導入。
設置場所:サービスカウンター

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