イトーヨーカドー/曳舟店で花王・ライオンのリサイクル活動に協力
2020年11月04日 11:10 / 経営
イトーヨーカ堂は11月4日、花王とライオンのプラスチック包装容器資源循環型社会の実現に向けた、フィルム容器のリサイクルの協働取り組みに協力すると発表した。
使用済みつめかえパックの分別回収実証実験を目的に、イトーヨーカドー曳舟店にて、使い終えたものを再び資源に戻す「リサイクル」と、新たに価値を創造する「クリエーション」を合わせた「リサイクリエーション活動」を行う。
この取り組みでは、イトーヨーカドー曳舟店(東京都墨田区)に専用回収ボックスを設置し、顧客から洗剤、シャンプーなどの使用済みつめかえパックを回収。回収したつめかえパックはブロック、3Dプリンタのフィラメント(3Dプリンタで使用する造形用の原料)に再生しリサイクルの重要性を伝えるイベントで活用する。さまざまな用途に役立てるとともに、一部をより高度なプラスチック再生技術の開発に使用する。
同店では10月30日より、「リサイクリエーション活動」を開始した。
セブン&アイグループでは、社会ニーズの変化や環境問題といった、様々な社会環境の変化に対応するため、グループの環境宣言『GREEN CHALLENGE 2050』を定めた。豊かで持続可能な社会の実現に向け、国内で約2万2400店舗(8月末)を超える店舗ネットワークとサプライチェーン全体で、さらなる環境負荷低減を推進していく。
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